“国境を命がけで越えようとする人々”に密着する新番組「国境デスロード」 MCは東野幸治「ハッキリ言ってメチャクチャです」
世界各国にある国境を命がけで越える人々の生活に密着するドキュメントバラエティー番組「国境デスロード」が、12月7日(土)夜9:00よりABEMAにて放送されることが分かった。企画・総合演出は、TBS「不夜城はなぜ回る」を担当した大前プジョルジョ健太。MCを東野幸治が務める。放送開始に先駆け、エピソード0となる「国境デスロード エピソード0:南米デスロードをイッキ見!」が本日公開された。 【写真】映像に衝撃を受けるスタジオの東野、小峠、カズレーザー ■「エピソード0」ではメキシコ国境の危険地帯に 「国境デスロード」は、世界各国に存在する国と国の境界線である“国境”に大前が赴き、国境を命がけで越えようとする人々の生活に体当たりで密着するドキュメントバラエティー。なぜ人々は危険を冒しながらも国境を越えなければいけないのか、その真実に迫る。 全8回の本放送を前に、本日配信された「国境デスロード エピソード0:南米デスロードをイッキ見!」ではアメリカとメキシコの国境の様子を取材。“最も危険な地域世界一位”と呼ばれるメキシコのティファナを訪れる。 ティファナで、大前は路上売春で生活資金を稼ぐ女性にインタビュー。20歳からこの地で路上売春を行っていると話す女性は、とある夢がありこの生活を行っているという。 また、移民が120人ほど集まる施設を訪れた大前は、そこで移民の人々が抱える深刻な現状や違法入国の真実を目の当たりに。毎晩殺人事件が起きているというメキシコの危険地帯で、夢や生活のために、リスクを承知の上でその地で働く人たちに密着していく。 ■スタジオ困惑「命ギリギリの危険な感じ」 エピソード0では、MCの東野をはじめ、バイきんぐの小峠英二、メイプル超合金のカズレーザーが、スタジオに登場。収録を終えた東野は「ハッキリ言ってめちゃくちゃです」とコメント。小峠も「命ギリギリの危険な感じ」、カズレーザーも「映像を見ていてシンプルに怖かった」と衝撃を受けていた。 番組の主題歌はロックバンドHEY-SMITH の「Fellowship Anthem」。この楽曲は、2020年にアメリカのレーベルから発売された反人種差別をテーマにしたコンピレーション「SKAAGAINSTRACISM2020」に収録された楽曲で、ライブでも多く演奏される人気曲となっている。 ■東野幸治 コメント エピソード0の映像、ハッキリ言ってめちゃくちゃです。映像に出てきた30代の路上売春の方もそうですが、みんなそれぞれが一生懸命生きています。そんな様子も大前さんが上手に聞き出していますし、とにかく見ていてハラハラドキドキする番組なので『国境デスロード』(エピソード0を合わせて)全9話ありますが、ぜひみなさんABEMAで見て欲しいです。 ■小峠英二 コメント 刺激的な映像でしたね。命ギリギリの危険な感じは高ぶりました。その中でも僕は、アメリカとメキシコの国境の壁に切れ目があるというのは知らなかったし、今回初めて見たのでインパクトがありました。 ■カズレーザー コメント 映像を見ていてシンプルに怖かったです、ドキドキしましたね。こんなすごい映像を撮影した大前さんが、我々のリアクションを気にしながら悲しそうな顔するから、そこで不安を感じるんだという(笑)イカれてるなと思います(笑) ■大前プジョルジョ健太 コメント 僕自身がインドネシアと日本のハーフで、母親が国境を越えてきたからこそ今の僕があります。そこで「国境を越えて生きていく人たちには様々な人間ドラマがあるはず。それをこの目で見てみたい」と思い立ったのが企画のスタートです。 一見遠いように思える、日本には無い陸続きの国境ですが、行ってみると置かれた状況が違うだけで同じ人間として共通する部分が沢山ありました。この番組を見ることで、他人ごとのように思えていた内戦・不法労働・難民という文字が、ただの文字ではなく、1人の人間の生きる証だと、少しでも感じて貰えたら嬉しいです。
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