ガンダムが宇宙から東京五輪を応援 組織委が会見(全文2)材料や塗料をゼロから検討
ガンダムの世界観と交わりつつある現代をどう思うか
金井:はい。ありがとうございます。私を含めて宇宙業界で仕事をしている人って「ガンダム」大好きなので、実はこの取材室の外側でも職員の皆さんが、このテレビ中継を見守って楽しんでらっしゃると思うんですけど、代表して、質問ではないですけれども、「ガンダム」って人間が宇宙で生活をしてそこで子供を生んで年老いていくっていう、そういう世界観なんですけども、だんだん、だんだん、かつての日本最高峰のクリエイターがつくった世界観が、だんだん現実世界と交わりつつあるような現代、それから、これから近い将来に向けて、中須賀先生とか、あるいはご自身でそういった世界観をつくられた監督、どのように考えられているんですかね。期待感とか、もし。 司会2:どうですか。どちらからいきましょうか。中須賀教授からいきます? はい。 中須賀:いや、われわれは小さな衛星の、僕らがやっている1つの狙いは、みんなが宇宙に近づくっていうことなんですね。で、これまでやっぱり宇宙への思いは強くて、ロマンとかいろいろ感じて何かやりたいと思っても、なかなか宇宙で仕事をしたり、あるいは自分がやりたいことを実現する手がなかったと。それを実現する方向に持ってきたのが、僕はこの小さな衛星の世界だと思っていて、これからもだから、僕らはこういう衛星をつくり続けることで、これをどう使うのかは皆さんに考えていただきたい。みんなが、こういうのがあると何ができるだろう、どんな新しい宇宙の世界がより開かれるだろうということを、ぜひ考えていただきたいなというふうに私は考えています。 司会2:監督、どうでしょう。 【書き起こし】ガンダムが宇宙から東京五輪を応援 組織委が会見 全文3に続く