ガンダムが宇宙から東京五輪を応援 組織委が会見(全文2)材料や塗料をゼロから検討
2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は15日午後、記者会見を開き、宇宙空間から人気アニメキャラクターのガンダムが大会を応援する企画「G-SATELLITE(ジーサテライト) 宇宙へ」を発表した。 【動画】宇宙からガンダムが東京2020大会を応援 「G - SATELLITE 宇宙へ」発表会見(2019年5月15日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「宇宙からガンダムが東京2020大会を応援 「G-SATELLITE 宇宙へ」発表会見(2019年5月15日)」に対応しております。 ◇ ◇
搭載ガンプラ開発者のコメント
山中(VTR):正確には半年ぐらい前ですね。去年の年末、その辺から実際に話をいただきましたので、そこから研究を始めてるということです。とうとう宇宙に行くかと。もともとやっぱり「ガンダム」っていう世界観が宇宙を舞台にしてますので、いつかは行きたいとは思ってたんですけれども、やる手段がなかったっていうのが現状、実際のところでしたので、今回そういうお話をいただいて、本当に宇宙に持って行けるんだと、僕らもうれしく思ったっていうのがありました。 僕たちがつくった商品が、やっぱり地球上で空気のあるところで組み立てて遊ぶものなんですけれども、やっぱり宇宙空間、さらに今回は衛星の中ではなくて、衛星から外に出すというところで、紫外線、それから放射線とか、まったく環境の違うところで耐えうるものではなくてはいけないというところでも、つくりの部分もそうですし、材料もそうですし、あとはそうするのも塗料1つとっても、全てゼロから考えなくちゃいけなかったってところが非常に難しかったかなと思っています。 実際、東大のほうで衛星本体のほうをつくっていますので、そちらのほうから基本的な情報もいただいているんですけれども、それにプラスして自分たちで調べまして、やっぱり空気がないところですので、太陽光によってマイナス何十度からプラス、下手すると100度ぐらいまで上がってしまいますので、そこに耐えうる材料じゃないといけないと。検証、検討をするっていうことを繰り返して実証していって今の形になってきたというところですかね。 今回、初めてやっぱり宇宙にガンダムを打ち上げるという形で、今までどうしてもかなわなかった夢というのが実現できるというところで、非常に僕らも楽しく、今回の企画に参加させていただいております。かつ、オリンピック・パラリンピックへの応援企画というところで、一部、五輪色に光らせながらアピールできるようなギミックだとか仕掛けというのを今回考えて仕込んでいこうと思っていますので、ぜひ皆さん楽しみに見ていただければと思っております。