バスケ界スターもハリス氏支持 若者・黒人に影響力 米大統領選
米プロバスケットボール協会(NBA)のスター選手、レブロン・ジェームズさん(39)が31日、投票まで1週間を切った大統領選で民主党のハリス副大統領を支持すると表明した。 ジェームズさんはスポーツ界のカリスマ的存在で、若者や黒人に強い影響力を持つ。 黒人のジェームズさんはX(旧ツイッター)に、共和党候補のトランプ前大統領の人種差別的言動を集めた映像を投稿し、「自分の子供と家族のことを思い、将来を考えると、選択肢は明快だ。カマラ・ハリスに投票を!」とのメッセージを添えた。ジェームズさんは名門レーカーズで八村塁選手の同僚。 ハリス氏は、世界的歌手テイラー・スウィフトさんやビリー・アイリッシュさん、人気俳優ジョージ・クルーニーさんら「セレブ」から広く支持を集めている。ただ、大統領選が接戦のまま最終盤に入る中、これまで民主党の支持基盤とみられていた黒人有権者の間で、男性を中心にトランプ氏支持の動きが広がっている。