断水生活を乗り切る! 無印良品でも手に入る、水ナシでもキレイを保つ防災アイテム
電気とともに生活に欠かせないのが水。だが特に地震発生後は給水設備の損壊により断水になる確率が高い。普段から水を貯めておく、そして水なしでも衛生的な環境を守れるアイテムを備えておくことが重要となる。 「防災アイテム」の詳細を写真で紹介
水のない生活に備えて、貯水と衛生衛生用品の備蓄が重要
東京都水道局の「東京水道経営プラン2016」では首都直下地震などの大規模地震の際、一部地域では断水率が60%を超えると想定している。一概に比較することはできないが、能登半島地震では実際に約3か月以上も断水した地域が発生したという報道も。飲料用の水はもちろんのこと、常日ごろから生活用水のストックにも意識を向けることが求められるのだ。 水が出ないことによる衛生環境の悪化を回避するために、風呂の残り湯があればカラダを洗ったり、入浴剤などが入っていなければちょっとした洗い物もできるだろう。水と空気はタダなどと冗談を言ってはいられない。我が家の水習慣を見直してみよう。 飲み水はひとり1日3L。人数ぶんの備えが必須。 人にもよるが多少我慢すれば一日2Lのペットボトル1本で凌げるかもしれない。季節によっても必要な水分量は変動するので、この3Lを目安にしておきたい。 バスタブに水をためておけば、生活用水として使える。 サイズは様々なので一概には言えないが、0.75坪タイプのバスタブで200L程度貯水しておくことができる。急場凌ぎの生活用水として活用したい。
断水時に衛生を保つアイテムを備えよ!
消臭性能がアップし、処理頻度を減らせる ファンデクセル 超強力消臭Qbit いつでも簡単トイレ/6990円(100回ぶん) 最高グレードのヤシ殻活性炭を採用することで凝固剤の消臭性を大幅にアップ。消臭効果は1週間以上持続するので排泄物などを捨てる頻度も減らせる。災害防止研究所主催“防災グッズ大賞2023”大賞受賞商品。 水でカラダを洗えない際に、十分拭ける厚手のシート 大王製紙 アテント からだふき 30枚/416円 1枚で全身拭ける厚手、シートサイズ300×300㎜の大判タイプ。アロエエキス+ヒアルロン酸配合、無香料、ノンアルコール、パラベンフリーで肌にやさしいのもポイント。風呂に入れなくてもしっかりと清潔感をキープできる。 洗濯できない下着の汚れ問題を解消! アミー 災害時 パンツに貼る布シート(使い捨てタイプ)/1980円 断水が起こっているような状況下では当然、洗濯もままならない。毎日同じ下着着用時の汚れ問題を解消してくれるのが、パンツに貼る使い捨て布シート。違和感のない新品のような履き心地で急場が凌げる。 クリーンな水の確保が困難なときに重宝する かりはな製作所 Mizu-Q PLUS/実売価格4070円 高精度中空糸フィルターと繊維状活性炭で病原菌やウィルス、ニオイなどの有害物質をカットして、安全な飲料水に変えてくれる軽量コンパクトな携帯型浄水器。ただし浄水しても飲用に適さない水もあるので、その点はしっかりと確認したい。