【台風10号豪雨】各地で土砂崩れ相次ぎ自治体は被害把握に追われる一方 県に要望も…今後どう備える(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
(片柳 弘幸 カメラマン) 「清水区の国道1号付近にあるみかん畑では、土砂崩れが起きています。土砂は倉庫らしき建物の手前で止まったようです」「島田市の山の斜面でも道路が崩落しています 大規模な土砂崩れです」 台風10号による大雨により相次いだ土砂崩れ。その被害の全容が徐々に明らかになってきました。 (清水 将光 カメラマン) 「掛川市東山地区では茶畑横の農 道が雨の影響で崩落しています。 茶の木やガードレールも落ちて います」 静岡・掛川市では農道が約40mにわたり崩落。 (被害に遭った農家) 「現場を見に行ったらごっそり行っちゃってたので、まさかここが崩れるとはという感じだったんですけど」 自治体も現地視察を行うなど被害の把握を進めています。 また、静岡県議会の最大会派自民改革会議は、鈴木知事の元を訪れ迅速な復旧対応を求める要望書を提出。さらに、焼津市の中野市長は、市内の国道や県道が冠水したことから、治水対策を県に要望しました。 今回、県内で被害件数が最も多かったのが静岡市では、8月26日の降り始めからの雨量は静岡で730.5ミリを記録。床上・床下浸水が515軒と県内の被害件数の9割以上を占めました。市内の被災現場を10か所以上視察した難波市長は…。 (静岡市 難波市長) 「まさに未曾有の災害だったわけですけども」「常念川という巴川の一番河口のところですけど」「潮位の影響で氾濫はしました」「ここも何をやったらいいのか分かってきました」