こんなにあったの? 「普通」とは一味違う優雅なシューティングブレーク 21選
メルセデス・ベンツCLSシューティングブレーク
CLSのラインナップにシューティングブレークが加わったのは第2世代から。特にAMG仕様では、その流麗な外観とアグレッシブな雰囲気で注目を集めた。 しかし、流線型ボディにもかかわらず、メルセデス・ベンツのステーションワゴンであることに変わりはなく、当時のアウディA6アバントやBMW5シリーズ・ツーリングよりも広い積載スペースを備えていた。
ベントレー・コンチネンタル・フライングスター
このベントレー・コンチネンタルをベースにしたシューティングブレークを製作する際、イタリアのコーチビルダー(カロッツェリア)であるトゥーリング・スーペルレッジェーラは、クーペボディではなくGTCコンバーチブルをベース車両に選んだ。 既存のルーフを交換するよりも、オープンカーからワンオフのワゴンを作る方が容易だからだ。イタリアの職人たちは、後部座席を折りたためば最大1200Lの荷物を積めるハンサムなワゴンを完成させた。
アウディ・シューティングブレーク
アウディが「シューティングブレーク」の名前を使ったコンセプトカーは複数ある。最初のモデルは2005年の東京モーターショーで発表され、後の第2世代TTに見られるデザイン要素の多くを予告するものだった。 しかし、長いルーフラインとテールゲートのおかげで、独特の外観を持っていた。量産化されるのではないかという噂もあったが、2007年に正式に否定された。
クエスト・テスラ・モデルS
クエスト・テスラ・モデルSシューティングブレークは、犬を乗せるスペースの必要性から開発されたものだ。これは、冒頭で紹介したようなシューティングのルーツである狩猟、魚釣り、射撃にさかのぼるものだが、電気自動車(EV)であるという点で非常に現代的な1台だ。 英国のコーチビルダー、クエストが製作したもので、延長されたルーフとハッチにカーボンファイバーを使用しているため、重量増加は標準のモデルSから12kgに抑えられている。
キア・シード・シューティングブレーク
韓国のキアからシューティングブレークが登場。ハッチバックやステーションワゴンといったシードの従来のラインナップに、華やかなモデルが加わった。これは、クロスオーバーやSUVに飽き始めた一部の消費者が、よりスタイリッシュなワゴンを求めていることを示す動きだ。 シューティングブレークは、3ドアのプロシードに代わる形で導入され、スポーティ性に重点を置いている。