<独自>衆院の参考人質疑をオンライン化 各会派代表者、合意へ最終調整
衆院議院運営委員会の与野党各会派代表者は、オンラインでの参考人質疑を認める制度改正を行う方向で最終調整に入った。国会のデジタル化を目指す検討会の会合を11日に開催し、合意する見通しだ。関係者が同日、明らかにした。 衆院規則を改正し、参考人に関し「情報通信技術を利用する方法による出頭も含む」などの文言を加筆する。 検討会の合意文書では、自然災害の被災者や海外をはじめとする遠隔地居住者らからの意見聴取が容易になることに言及し「制度を設ける意義は大きい」と指摘する。通信途絶などの問題が発生した場合は「意見陳述に代わる発言要旨を委員会議録に参照掲載する」と定める。