【一生モノの腕時計】ブランパン「バチスカーフ」新作はハイテクセラミック製ブレスレットに注目
1735年創業、現存する世界最古の名門時計ブランド「ブランパン(BLANCPAIN)」が、新作モデル「バチスカーフ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ」を発表した。 初の本格的ダイバーズウォッチとして1953年に誕生した「フィフティ ファゾムス」の中でも、1953年に登場した都会的なモデル「バチスカーフ」は、海底探検を可能にしながらもデイリーに着用できるデザインで、やや小さめなサイズが魅力。 新作は特許取得済みのブラックのハイテクセラミック製ブレスレットと、同素材のケースを備えて登場。また、ムーンフェイズを有した新しいコンプリートカレンダーの文字盤は、ブラックセラミックのブレスレットとのコントラストをなすサンレイ仕上げのブルー、グリーン、ブラックのカラーが印象的な一本に仕上がっている。 【写真】ブランパン「バチスカーフ」新作のカラーバリエーションをもっと見る
特筆すべきケース&ブレスレットの素材
今回初めてブレスレットに採用されたハイテクセラミックは、優れた耐久力を持ち、傷がつきにくく、低刺激性で、ステンレススチールの約5倍の硬度を備えながらも25%も軽量と申し分なしの素材。これに施すサテン仕上げは、リンク、バックル、ケースなどのファセット一つひとつを、職人が手作業で行なっている。加えて、特許取得済みのカム型ピンで連結されたリンクシステムが快適な着け心地も実現させた。
搭載された「キャリバー6654.P4」ムーブメントも見逃せない。香箱(ゼンマイを入れる箱)を2つ備えることで72時間のパワーリザーブを叶え、ムーブメントの安全も確保しているため、いつでもカレンダー表示を損傷することなく調整することができる。 キャリバーには面取り、ペルラージュ、コリマソナージュなどを施し、高級時計ならではの装飾も健在。また、このムーブメントは磁気の影響を受けにくいシリコン製ヒゲゼンマイを採用することで、裏蓋のサファイアクリスタルを通して見ることも可能だ。