東京・小池知事が「緊急事態宣言」受け会見(全文2完)医療用マスクを確保したい
具体的には何を調整しているのか
朝日新聞:すみません、朝日新聞の長野です。もう1点だけ。具体的にもう少し国とやりとりしているところ、可能な範囲で構いませんので、こういったところでちょっと今調整をしているんだとか、そういったものがあればお教えいただけませんか。可能な範囲で構いませんので。 多羅尾:きのう、一定のものをお示ししたということについてですけど、まずやはり緊急事態措置というのは非常に重要なものでございますから、なるべく早く都民の方に事前にお知らせして理解していただくということは必要でございますから、これはできるだけ早くという姿勢で都としてもお示ししたところでございます。一方で、措置の内容をより分かりやすく、そして効果的にやるためには、やはりさまざまな意見を調節してもございますので、それは国と今日やりまして、数日の時間が必要だという結論になりましたので、きのうから今日の流れについては首尾一貫した考えの下にやっているというふうに考えております。 朝日新聞:すみません、もう1点だけ。本来としては、今日きちんと出したかったというのが都としての狙いだったということでよろしいんでしょうか。 多羅尾:基本的にはそういう考えもございましたし、国のほうも、当然のことながら時々刻々と変化する状況の中にあって、国としても全国を見る視点からいろいろな考え方も次々と出ているということもあると思いますので、そういう状況の中で今日のような流れになったということでございます。繰り返し申しますけど、出す以上は、より効果的にということがやっぱり基本だと思います。 司会:次、質問ある方は挙手をお願いいたします。 小池:どうぞ。
9日に実施すればいいのでは?
共同通信:共同通信社の【河村 00:22:45】と申します。スピード感の関係で言いますと、9日に成案を得てから11日実施というのはなぜでしょうか。9日にそのまま実施すればいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 多羅尾:先ほどから申しましているように、やっぱり事前により都民の方に理解していただくために、一定の周知期間というんでしょうか、それは必要という考え方で、成案を得て直ちにというよりも、自然にご説明してお知らせすると、そういう趣旨でございます。 共同通信:周知期間は2日で十分ということなんでしょうか。 多羅尾:ですので、段階的にきのう概要はお示ししているということでございます。 司会:次に質問ございます方は挙手をお願いいたします。