小池知事定例会見2月16日(全文1)3つのシティ構築のための予算案になってる
東京都の小池百合子知事が16日午後3時から定例会見を行った。 豊洲市場移転問題では14日、石原慎太郎元知事が来週にも記者会見する意向を明らかにしたが、一部報道では参考人招致の時期が固まったことで一転して会見を行わないと伝えられている。今夏の都議選に向けては、公明党が小池氏側との選挙区調整に前向きな考えを示している。 【中継録画】小池都知事が午後3時から定例会見 石原氏会見や都議選 知事の定例会見は通常、金曜日の午後2時からだが、今週は小池知事が17日に岩手県を訪問するため開催が一日前倒しされた。
復興五輪、フラッグツアーで陸前高田、釜石、大槌町を訪問
幹事社:ただ今から、小池知事の定例記者会見を始めます。では最初に知事からお願いします。 小池:皆さま、こんにちは。今日はいつもと違いまして、金曜日より前倒しにしての記者会見でございます。あすは、すでにお知らせしているかと思いますが、フラッグツアーで復興五輪ということで、岩手県の被災地のほうを回らせていただきます。陸前高田、釜石、大槌町と回らせていただきます。 釜石ではクウェートの大使と一緒に南三陸鉄道にまいります。3.11の際にクウェートは、400億円相当、500万バレルの石油を被災地へということで提供していただきました。クウェートとの私、ご縁がございまして、お願いして1滴をと言ったら500万バレル送っていただいたということで、それのお金が南三陸鉄道の車両の購入費に充てられたということでありまして、あす、クウェート大使とご一緒に南三陸鉄道のクウェートのエンブレムが車両にでんと載っておりますけれども、それを実際に見て、復興の進み具合など、また確認をしていきたいと思っております。
来週の平成29年度の予算案の審議について
そして、今日はいくつかご報告をさせていただきますけれども、まず、いよいよ、来週でございますけれども、今年、最初の議会が開かれまして、施政方針演説、そして平成29年度の予算案について議会でのご審議を測るところでございます。 なお今回の予算案には私が常に訴えております、東京大改革、それを進めるための3つのシティづくり、それは安心・安全なセーフシティ、そして誰もが輝くダイバーシティ、そしてもう1つ環境、そして金融の先進都市であるスマートシティ、この3つのシティを構築するための予算案となっております。もちろん待機児童等々との子育てに対して、また高齢者に対してのケアなど、十分に予算案に反映させたかと思います。 で、めりはりをつけたということで、メリーちゃんとハリーくんの、この予算案のキャラクターにいたしましたところ、このようにきのうは〓日野市長 00:04:54〓から、これハリーちゃん、で、これがメリーくんっていうので、かわいいでしょ。で、こちらのほうが、これは市民の方が作っていただいたそうなんです。それから、こちらのほうは都の産業労働局の中小企業の3Dプリンターを使いまして、都立産業技術センターの3Dプリンターを活用して、ちょっとこのメリーちゃん、重いです。いろいろ、メリーちゃんとハリーくんがどんどん広がってきて、こういう形で都の予算に対して、興味を持っていただけるというのは、その中身についても、そのあとも関心を持っていただければとこう思います。 それから予算案についても、これもちょっとご紹介したかと思いますけれども、ちゃんとしたのができました。東京都予算案のあらましということで、それぞれ予算案のこの中身、具体的にどう増減したかということなど、オリンピックの準備がどうなっていますといったようなことを簡単なパンフレットにまとめたものであります。これは、まさしく都民のファーストの1つの形式であります。それからこちらのほうは、お子さん向けに都の税金がどう使われてますかということを、子供さんのころから知ってもらうというために、ちびっ子都民のためのものでございます。 いろんな工夫をしながら都政を身近に感じていただいてみんなで進めていくというのが、私の進める都政でございまして、ぜひ、こういったこともこれからも工夫を凝らしていきたいと思います。都議会の第1定例会、来週、22日の水曜日から始まるところでございます。