小池知事定例会見2月16日(全文1)3つのシティ構築のための予算案になってる
都庁内のランチタイムのマネジメントについて
それから今度は、都庁内のマネジメントの関係なんですが、マネジメントといってもお昼休み、ランチタイムのマネジメントであります。今は、職員のお昼休みというのが12時から一斉に1時間ということになっているんですけれども、この結果、食堂は混むわ、エレベーターホールは混むわということで、結局その時間に訪れられる来庁者の方々にも不便が生じているということで、この点については職員からの目安箱にもなんとか工夫してもらえませんかと、そういう提案などもいただいておりました。 そこで、いろいろ検討をいたしまして、その結果がまとまりまして、こうさせていただきます。11時半から12時半までのこれがグループ1、それから2つ目が12時から13時まで、3つ目が12時半から13時半まで、この3つのパターンを設定して、来月以降、できる職場から実施をしてまいります。この結果、どういう流れになるのか。また、状況を見ながらこれを確実なものに進めていきたいと思います。要は働き方改革の一貫だと思っていただければと思います。それから、これによって職員が交代で休憩することになりますので、昼食時間帯に突発業務が起こって、そのときみんな職員食堂に行って誰もいませんっていうことが防げるという効果もあろうかと思います。
ライフ・ワーク・バランス賞の表彰
それから、働き方改革の関連でもう1つご紹介しておきます。ライフ・ワーク・バランス賞を設けているわけでございますけれども、残業ゼロへの取り組みで、10月の超過勤務実績に基づいて、スタートダッシュ賞、これを表彰したところでありますけれども、開始から3カ月がたちました。そこの実績をずっと並べまして、上位5局ですね。残業時間を削減したこの局が、上から5つ、ございますけれども、これらの局にはライフ・ワーク・バランス賞として表彰するということでございます。 この、本庁全体の1人当たりの超過勤務時間は3カ月連続で、対前年比で減っている、確実に減っているということであります。年度末になりまして、これから繁忙期に入るわけでありますけれども、引き続き残業ゼロへの取り組みを、積み重ねてまいりたいと、このように考えております。 ということで、東京大改革は、まず都政の大改革から始まると。大改革は、小さな改革の積み重ねによってできるという考え方で、小さいことであるかもしれませんが、働き方の改革を1つずつ進めていきたいと考えております。 私のほうからご報告する点については以上でございます。どうぞ。 【連載】小池知事定例会見2017年2月10日 全文2へ続く