アークナイツ:エンドフィールドが初試遊 アークナイツとの関係は?【TGS2024】
「東京ゲームショウ2024」(TGS2024)展示ホール3にある「GRYPHLINE」のブースには、開発中の3Dリアルタイム戦略RPG『アークナイツ:エンドフィールド』が登場。日本語版の試遊はTGS2024が初となる。 【関連画像】約5メートルの「協約核心」の再現やキャラクターのパネルがブースの表に展示された 『アークナイツ:エンドフィールド』(以下、エンドフィールド)の開発を手掛けるのは、中国のゲーム会社Hypergryph(ハイパーグリフ)だ。 『アークナイツ』は中国Yostar(ヨースター)が運営するタワーディフェンスアプリゲーム。それに対し、アークナイツの名を冠するエンドフィールドは、Hypergryphが立ち上げたブランドGRYPHLINE (グリフライン)が提供する3Dリアルタイム戦略RPG。 アークナイツとエンドフィールドの関係性について、ブース担当者は「エンドフィールドは、アークナイツの続編ではない。アンジェリーナという名前のキャラクターがいたり、全体的なデザインの雰囲気が似ていたりするが、現在エンドフィールドは開発中で、アークナイツとの関係性ははっきりしていない」と明かす。 そもそも、エンドフィールドとは、人類のために新しい「郷土」を創ることを目的とする建設工業会社の名前だ。ブース担当者によると「ざっくり言うと、荒野を住みやすい場所にするというコンセプト。そのために、建設工業会社のエンドフィールドがさまざまな素材を造る」とのこと。 「エンドフィールドは3Dモデルのキャラクターが魅力的。アークナイツをプレーしていても、そうでなくても楽しむことができるゲームになる予定だ」とブース担当者が薦めてくれた。 ●いざエンドフィールドを試遊! 試遊でできることは、主に3つ。 1つ目は、ストーリーを進めながらマップを探索すること。先頭のキャラクターを動かすと、パーティーの他メンバーがついてくる仕様で、チームの連帯感を感じることができる。あと、後ろ姿がかわいい。 示された目的地に移動しながら、敵を倒したり、アイテムを拾ったりする。 戦闘は、通常攻撃とスキルを駆使して行う。スキルを何回か発動させると必殺技を繰り出すこともできて、爽快感がある。パーティー内のキャラクターの組み合わせも重要になってきそうだ。 2つ目は、高難易度ボス「トリアンゲロス」との戦闘。シールドをうまく削ることで、倒すことができるようだ。 3つ目は、エンドフィールドの肝となる「集成工業システム」の体験。集成工業システムとは、ゲームを有利に進めるアイテム全般を造る自動工業システムのことだ。ジップラインを使って、工場エリアを自由自在に移動できる仕様。 ブース担当者は「医療アイテムや建設アイテム、オリジナルアイテムなど、さまざまな素材を造れるようになる予定。かなりのやり込み要素になる」と語る。 (文・写真/品田 彩華) なお、日経クロストレンドでは「東京ゲームショウ2024特設サイト」を公開中です。ぜひ、ご覧ください。 ・日経クロストレンド「東京ゲームショウ2024特設サイト」 https://xtrend.nikkei.com/sp/tgs/
品田 彩華