ゴルフ女子 世界ランク1位の東京五輪女王がまさか… 池ポチャ→バンカー→ホームラン→“3パット” 米メディアも「最悪だ」
「パリ五輪・女子ゴルフ・第2日」(8日、ゴルフナショナル=パー72) 東京五輪金メダルのネリー・コルダ(米国)がまさかの大トラブルに見舞われた。トップを射程圏にとらえていた中、一気にスコアを落としてしまい、通算2アンダーの暫定12位タイで2日目を終えた。 【写真】池ポチャから始まる悪夢 なにがどうなってこうなった? 6アンダーで迎えた16番パー3。ティーショットがグリーン手前の土手に当たって池に飛び込むと、ギャラリーからは悲鳴がわき起こった。ドロップゾーンからの第3打はショートしてグリーン手前のバンカーへ。思わず表情をゆがめて悔しさをにじませたが、悲劇は続いた。 バンカーからのショットが“ホームラン”となってしまい、手前のピン位置から大きく離れた奥のカラーへ落ちた。ここからパターで下りのラインをうまく寄せたが、6打目のパットはカップのふちにピタリと止まって落ちず。まさかの+4で一気にスコアを2アンダーへ落としてしまった。 イーブンでスタートしたネリー・コルダは前半で4バーディー、ノーボギーの猛チャージを見せた。11番、15番でもバーディーを奪い、一気にトップと2打差まで迫っていた中、まさかのトラブルとなってしまった。米メディアも女王の悲劇を相次いで伝え、CNBCのジェイ・ヤロー氏は自身のXで「またも金メダル獲得へ向かっていたが、こんなことが起こってしまった。最悪だ」とつぶやいた。 17番でも短いパーパットが外れ、連続でスコアを落としたネリー・コルダ。18番はアイアンで2オンに成功したが、ボールは止まらず2段グリーンの上へ。それでもここから2パットでバーディーを奪い、通算2アンダーで2日目を終えた。