負ければ敗退の大一番、大谷「2連勝すればOKと思ってやれば」

試合前に取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真：小谷真弥】

【MLB】パドレス ー ドジャース（日本時間10日・サンディエゴ） 　ドジャースの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、敵地で行われるパドレスとの地区シリーズ第4戦に「1番・指名打者」で先発出場する。負ければ終戦の大一番。デーブ・ロバーツ監督は試合前会見で、大谷の活躍を予言した。 【映像】ベッツが“怒りの表情” HR直後…大谷の右腕が心配になる強烈ハイタッチ 　前日8日（同9日）の第3戦で、大谷は5点を追う3回無死一塁でバットを折りながらも中前打。同1死満塁からテオスカー・ヘルナンデスの満塁弾を呼び込んだ。しかし、その後は当たりが出ず4打数1安打。崖っぷちに立たされ、試合後には「2連勝すればいいゲームだと思って。後がないという感覚自体が今の僕にはないので、あとは2連勝すればOKと思ってやれば」と繰り返した。 　メジャー7年目で初のポストシーズン出場。だが、大谷の発言はロバーツ監督には頼もしく映ったようだ。「それが正しい考え方だと思う。彼が緊張すると私は思わないし、今夜、活躍する準備ができていると思う」と活躍を予告した。3試合ぶりのポストシーズン2号、ドジャースを勝利へ導く大暴れが期待される。