タモリがWS制覇大谷の1年を総括 8日放送・テレビ朝日系「タモリステーション」
タレントのタモリ(79)がMCを務めるテレビ朝日系特別番組「タモリステーション」(8日・後8時)が、米大リーグ・ドジャース加入1年目で世界一に輝いた大谷翔平投手(30)の記録と記憶に残る1年を徹底総括する。同番組はこれまで3度にわたり大谷を掘り下げてきたが、ワールドシリーズ(WS)制覇を祝して緊急放送が決まった。 昨年12月、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷は、名門ドジャースと10年契約を締結。総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)という破格の超大型契約で注目を集めると、今年2月には真美子夫人との結婚を電撃発表。またもや日本中を驚かせた。開幕後も周囲の期待を裏切ることなく圧巻のパフォーマンスを見せ続け、前人未到の「50―50」(50本塁打&50盗塁)を達成。ヤンキースとのWSでは第2戦で盗塁を試みた際に左肩を亜脱臼したが、以降も強行出場し4年ぶり8度目の優勝に貢献した。 シーズンを通して話題が尽きなかった大谷の歴史的快挙に迫るべく、番組は独自取材を敢行。高校時代からワールドチャンピオンまでの道のりを振り返る。スタジオにはWSでプレーした経験を持つ松井稼頭央氏(49)、松坂大輔氏(44)、青木宣親氏(42)がゲストとして登場。ポストシーズンを現地取材した松坂氏は、「もっと楽しい、ヒリヒリするような9月を過ごしたい」と熱望していたV争いに臨む大谷を目の当たりにしての思いを口にする。 また、今季の大谷を語る上で外せない「50―50」にも注目。全54本のホームラン映像はもちろん、59盗塁の全シーンを紹介する。メジャー史上最高となる93・7%の盗塁成功率をマークした大谷の盗塁の極意について、チームメートや球団首脳陣、対戦相手にまで総力取材を行い、驚異的な成功率に隠された走塁力の進化を明らかにしていく。
報知新聞社