11月26日から27日にかけ北九州市八幡東区に住む81歳の女性が長男を名乗る男から「財布と会社のカードを盗まれた。助けてほしい」などとの電話を受け現金約9500万円をだまし取られていたことがわかりました。 【写真を見る】81歳女性が9,500万円だまし取られる　長男を名乗る男から「財布と会社のカードを盗まれた助けてほしい」などと電話 警察によりますと、26日、北九州市八幡東区に住む81歳の女性に長男を名乗る男から「財布と会社のカードを盗まれた。助けてほしい」と電話がありました。 その後、長男の上司の弟を名乗る男が女性宅を訪れ、女性は自宅にあった現金約7000万円を紙袋に入れて渡しました。 さらに、27日、長男を名乗る男から「さらにお金が必要」などと81歳の女性に電話があり、再び自宅を訪ねてきた男に現金約2450万円を渡したということです。 81歳の女性が県外に住む長男と連絡を取ったところ、長男が電話した事実がないことが明らかになり被害が発覚しました。 警察は「電話でお金の話はすべて詐欺」などと注意を呼びかけています。