創部4年でインカレ初出場! 全国経験のない主将・副主将が率いる女子バスケ部 強さのヒミツに迫る!【アナたにプレゼン・テレビ派】
しかし、全国への道のりは簡単ではありませんでした。バスケットは1チーム5人でプレーしますが、創部時には6人でした。ケガのため4人で練習試合を戦ったこともあったそうです。追い打ちをかけるように、学業などを理由に同期たちが部を辞めていき、最後残ったのが関口さんと科野さんの2人でした。2人とも小・中・高と全国大会出場経験は無く、全国経験のない2人が考えたメニューで「インカレなんて行けるわけない」と、心ない言葉を掛けられたこともあったと言います。
2人が心の支えにしてきたのが「インカレに絶対出る!」という強い諦めない思いです。体育館にあるホワイトボードには、インカレ出場のためには何をしたらいいのか、チーム全体で2人を中心に話し合い、出てきた言葉を記しました。
さらに、大谷翔平選手も書いた「曼荼羅チャート」の真ん中には「インカレ出場」が書かれ、そのためには何をしたらいいのか、2人を中心に考えました。全国経験のない2人が、こんなにも強い思いを持って軸をぶらさずに活動してきました。
練習中はもちろん、プライベートの時間も一緒に過ごして4年間高めあってきた2人に、どのような気持ちでチームを引っ張ってきたのかを聞きました。 ■広島都市学園大学女子バスケットボール部主将 関口奈優さん 「自分の思いが強いから、バーっと言ってしまうこともあって、後輩たちに思いが伝わらなかったりっていうのがあったので、言い方とかも変えていったら、しっかり後輩たちも伝わって、ついてくるようになったので。」
■広島都市学園大学女子バスケットボール部副主将 科野有沙さん 「強く言われたら気持ちが落ちてしまうじゃないですか。だから、その場の空気を盛り上げるような役割でいたいなと思って、ずっと行動してきました。」
■広島都市学園大学女子バスケットボール部主将 関口奈優さん 「嫌われる勇気で伝えているつもりなんですけど、いざそういう雰囲気を見たら、どうしようという気持ちもあるけど、そうやってアリ(科野さん)がサポートしてくれるから、後輩たちもついてきてくれてるので、アリ(科野さん)がいてよかったな。」