【独自】オスプレイのデモ飛行調整も…沖縄の事故を受け中止か 目達原駐屯地【佐賀県】
サガテレビ
佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備計画をめぐり、11月24日に目達原駐屯地でデモフライトが予定されていたことが分かりました。一方、10月に沖縄県で機体が地面と接触した事故を受け、中止となる可能性が高くなっています。 関係者によりますと、現在、千葉県木更津市に暫定配備されている陸上自衛隊のオスプレイが11月下旬ごろに佐賀に飛来し、24日に吉野ヶ里町の目達原駐屯地でデモフライトを行う計画でした。 24日は、目達原駐屯地で創立70周年の記念行事があり、一般の観客向けにも公開を予定していました。 一方、10月27日、沖縄県の与那国駐屯地で陸上自衛隊のオスプレイ1機が地面と接触する事故があり、自衛隊は現在、17機すべての飛行を停止しています。 このため、今回調整が進んでいたデモフライトも中止となる可能性が高くなっているということです。 オスプレイをめぐっては去年11月にもデモフライトの計画がありましたが、鹿児島県の屋久島沖でアメリカ軍の機体が墜落する事故があり、中止となっていました。 陸上自衛隊は来年7月ごろまでに、保有するオスプレイを佐賀空港に配備する方針です。
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