【台風情報】関東の沖合に北上か「台風17号」24時間以内に発生へ 「台風18号」の卵も 10月に入り九州付近に北上の可能性 日本の南に「4つの熱帯低気圧」ずらり 気象庁やアメリカ・ヨーロッパの進路予想比較【10月2日までの雨・風シミュレーション】
■熱帯低気圧が4つも うち一つが24時間以内に台風17号へ 26日夜時点で日本の南の海上には4つの熱帯低気圧がずらりと並んでいます。日本のすぐ南の海上にある熱帯低気圧は台風16号から変わったものです。 【画像で詳しく確認】台風17号発生へ 台風18号の卵も 10月に入り九州付近へ北上の可能性も 10月2日まで雨・風降水シミュレーション 一方でマリアナ諸島付近にある熱帯低気圧について、26日夜、気象庁は24時間以内に台風になる見込みとして、進路予想の発表を開始しました。台風となれば17号となります。 この熱帯低気圧は北西方向へと進みますが、それほど発達せずに29日(日)までに再び熱帯低気圧となる予想です。 ■アメリカ・ヨーロッパも北上予想 関東のすぐ南海上に進む可能性 アメリカ・ハワイにあるアメリカ軍の合同台風警報センター(JTWC)の情報です。ここでは監視すべき対象となりうる熱帯低気圧についての情報や台風となった場合の警戒情報などが表示されます。 26日午後の時点で、台風17号になると予想される熱帯低気圧について「95W」として赤い丸で囲まれています。JTWCでは定めた基準以上に発達する雲のまとまりができると、LOW(黄)→MEDIUM(オレンジ)→HIGH(赤)へとレベル分けして情報を発表します。赤色になると台風の発生時期に近づいた目安となります。それぞれの意味は以下の通りです。 LOW(黄):監視対象ではあるが、今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性は低い MEDIUM(オレンジ):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性も高まっているが、発達するには24時間以上かかる見込み HIGH(赤):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する見込み アメリカ海洋大気庁(NOAA) アメリカ海洋大気庁は、2つの熱帯じょう乱についてアンサンブル予報の結果について発表しています。「アンサンブル予報」は、数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。
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