ホンダ「オデッセイ クロスクルーザー」がスゴかった! “専用サス採用”で性能向上の「オデッセイ“SUV”」! めちゃ「豪華インテリア」も超カッコイイ「TAS2018」出展の「ガチコンセプトカー」は今こそ欲しい1台
クロスオーバースタイルのミニバンに興味津々!
2025年1月10日から12日までの3日間、世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」が開催されます。今回で43回目となりますが、過去にもさまざまなカスタムモデルが登場し話題を集めました。 そんな出展車両のなかから、2018年の東京オートサロンに参考出品されたホンダ「ODYSSEY CROSS CRUISER(オデッセイ クロスクルーザー)」について紹介します。 【画像】めちゃカッコいい! ホンダ「オデッセイ“SUV”」を画像で見る(30枚以上)
2013年に登場した5代目オデッセイは、それまでの車高を抑えたフォルムから一変し、リアドアに両側スライドドアを採用した高級ミニバン王道の仕様に変更し、3列目シートも3人乗りが可能な仕様となっています。 外観も高級感のあるフロントグリルなど重厚で洗練されたデザインとなっており、いまや世界的なトレンドである「ラグジュアリー×ミニバン」の魅力を余すところなく詰め込んだ1台となっています。 そんな高級路線のオデッセイに、SUVのエッセンスをプラスしたのが、オデッセイ クロスクルーザーです。 ホンダ車の純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスが東京オートサロン2018に出展し、来場者の注目を集めました。 5代目オデッセイの「ハイブリッド Absolute(アブソルート)」をベースに開発したコンセプトモデルです。 ホンダアクセスは発表当時、オデッセイ クロスクルーザーについて次のように説明していました。 「シーンを選ばず洗練された車旅を楽しむためのクロスオーバーミニバン。 クラス感を感じさせる上質なデザインと行動範囲を広げる走破性を併せ持ち、非日常の豊かな体験へ導きます」 まずサスペンションの交換によりリフトアップ。BFグッドリッチ製のオフロードタイヤ「オールテレーンT/A」と組み合わされ、独自のスタンスとしました。 エクステリアには、専用形状の前後バンパーやサイドステップを装着し、エアロパーツの下部にはシルバーの装飾を加え、樹脂製のフェンダーモールを装着するなどして、SUVテイストを演出します。 さらにシート表皮をオリジナル仕様に変更したほか、シートの背後部分はウッド調にするなど、内装に至るまで手の込んだカスタマイズが施されました。 高級仕様のオデッセイがベースとなったSUVなら、アウトドアも贅沢感あふれるものになる……そんな想像をかき立てる実現性の高い1台でした。 ※ ※ ※ オデッセイ クロスクルーザーの公開後、オデッセイは2021年11月に内外装の変更を伴うマイナーチェンジを実施しましたが、国内生産工場の閉鎖により2022年には販売を終了してしまいます。 その後、2023年12月に中国工場製のニューモデルとして、1年3カ月ぶりの復活を遂げました。 2021年のマイナーチェンジモデルをベースにさらに改良を加え、パワートレインは「e:HEV(ハイブリッド)」のみの設定です。 2列目シートに電動オットマンやリクライニング機能を備えるなど豪華さを増したことで、より高級ミニバンらしさを強めています。 アウトドアブームはますます盛り上がりをみせており、SUV人気もさらに高まっています。 ここはぜひ、最新版をベースにした“新型”オデッセイ クロスクルーザーの復活を大いに期待したいところです。
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