ドジャース対ヤンキース　10回、逆転満塁本塁打を放ったドジャースのフリーマン（ロイター）

＜ワールドシリーズ：ドジャース6－3ヤンキース＞◇第1戦◇25日（日本時間26日）◇ドジャースタジアム 【動画】カーク・ギブソンの再来!?　フリーマンのサヨナラ弾を36年前の伝説弾と比較 　ドジャースのフレディ・フリーマン内野手（35）が歴史的な逆転サヨナラ満塁アーチを放った。 　2－3の延長10回、2死満塁で左腕コルテスから右翼席に飛び込む逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。 　フリーマンは9月下旬に負った右足首の捻挫を押して強行出場。ドジャースには1988年にも同じように満身創痍（そうい）の中、ワールドシリーズ（WS）で逆転サヨナラ弾を放った選手がいる。 　カーク・ギブソン氏（67）は88年シーズン終盤に足を痛めながら、ポストシーズン（PS）に強行出場。アスレチックスとのWSでは状態が悪化しスタメンを外れたが、第1戦の3－4の9回2死一塁で代打で登場した。 　この状況でギブソンは、後に野球殿堂入りするアスレチックスの守護神デニス・エカーズリーから、右翼席へ逆転サヨナラ2ラン。足を引きずりながらダイヤモンドを1周し、伝説のシーンとして語り継がれている。MLB公式YouTubeでは、この場面の映像が1200万回以上再生されている。この年、ドジャースはアスレチックスを4勝1敗で下し、WSを制した。 　フリーマンが36年前の伝説の場面を再現した。