東海道新幹線の車両貸切で行われた巨人の応援特別ツアーに参加した中畑清氏

　巨人の球団創設９０周年と東海道新幹線６０周年を記念し、巨人ファン専用の貸切新幹線ツアーが２５日に開催された。 【写真】参加者とゲームを楽しむ中畑さん 　新大阪発東京行きのぞみ号の車両１両を「ジャイアンツ応援特別号」として運行。ジャイアンツ特別仕様の装飾を施した車内では、球団ＯＢで巨人ＯＢ会長の中畑清さんによるトークイベントやサイン入りグッズの抽選会が行われ、ファン約７０人が満喫した。 　新大阪駅を出発したのぞみ号に京都駅、名古屋駅からも参加者が乗車した後、スペシャルコンダクター（車掌）を務める中畑さんと進行役のＭＣ・阿出川浩之さん、公式マスコットのジャビットが登場。中畑さんの現役時代の新幹線エピソードトークや、質問コーナーでの絶妙回答に車内は笑いと歓声に包まれた。 　ジャイアンツスクエアでおなじみの「ジャイアンツ拳」も実施。最後まで勝ち抜いた３人に中畑さんのサイン入りバット（新幹線車体を再生利用したもの）がプレゼントされた。 　最後には参加者との記念撮影の後、中畑さんの代名詞である「絶好調！」を刻印したスタンプで一人ひとりに検札を行い、盛りだくさんの１時間を過ごした。 　車内には阿部監督、岡本和らの図柄のタペストリーやシーズンビジュアルのポスターも飾られ、「闘魂こめて」がＢＧＭとして流れるなど、ジャイアンツ一色の特別な空間に。また、新大阪出発後は中畑さん、京都駅出発後は内海哲也コーチ、名古屋駅出発後は川相昌弘コーチ、新横浜駅到着前は山口鉄也コーチによる車内アナウンスが流れ、降車時には、お土産として参加者全員にジャイアンツのシーズンビジュアルが描かれた背もたれカバーもプレゼントされ、そのまま東京ドームに巨人・中日戦の観戦に向かった。