関電本店にミャクミャク像3体 風速40メートルの強風も大丈夫 ARで撮影構図いろいろ
来年4月に開幕する2025年大阪・関西万博の機運醸成に向け、関西電力と運営主体の日本国際博覧会協会は8日、大阪市北区の関電本店前に公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント3体を設置した。来年10月の閉幕まで万博をPRする。来月2日からはモニュメントに付される2次元コードをスマートフォンなどで読み込めば、拡張現実(AR)機能により、さまざまなフレームで写真を撮ることができる。 【写真】関西電力本店ビルも大阪・関西万博仕様に装飾された 関電本店北側2階入り口前に設置された3体のミャクミャクは、それぞれ高さ約130センチ、幅約90センチ。3体が載った共通の台座を含めると総重量は約430キロになり、風速40メートルの強風にも耐えられるという。担当者は「頑丈に作った。電柱よりも風に強い」と自信を見せる。 3体のポーズはそれぞれ異なり、右こぶしを掲げた「パワーポーズ」と左手で「万博会場を指さすポーズ」は、関電本店でしか見られないオリジナルだ。 関電の森望社長は「開幕まで約5カ月。皆さんにミャクミャクを見ていただいて万博を盛り上げていきたい」と話した。(桑島浩任)