衆院選で複数の親族に立民候補へと投票干渉疑い 前福知山市議を京都府警が送検
10月27日に投開票された衆院選の京都5区で、立憲民主党から立候補した山本和嘉子元衆院議員に投票するよう指示したとして、京都府警捜査2課と福知山署は25日、公選法違反(投票干渉)の疑いで、前福知山市議の足立治之氏(66)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。 【写真】書類送検された足立治之氏 捜査関係者によると、足立氏は福知山市の期日前投票所で、正当な理由がなく特定の候補者に投票するよう、複数の親族の投票に干渉した疑いが持たれている。関係者の説明では、山本元衆院議員への投票を指示した容疑を認めているという。 足立氏は今月11日、「公選法に違反した」として市議会議長に辞職願を提出し、同日付で辞職した。2019年4月の市議選で初当選し、2期目の任期中だった。