平塚学園の最速147キロ右腕・三村は花咲徳栄戦で5回3失点 敗戦にも「カットボールは通用した」
高校野球練習試合(花咲徳栄5―1平塚学園、29日)夏の全国高校野球選手権の地方大会開幕が近づく中、1998年以来2度目の甲子園をめざす平塚学園(神奈川)は、昨秋、今春と埼玉県大会制覇の花咲徳栄と対戦した。プロ志望の最速147キロ右腕・三村晃次郎投手(3年)が先発し5回3失点に抑えたが、打線が3投手に5安打で1点を奪っただけで敗れた。 186センチ、87キロの三村は、この日直球の最速は145キロ。プロ注目の石塚裕惺遊撃手(3年)に適時三塁打など2本の安打を浴び、「石塚にスライダーも真っすぐも打たれたけど、その後カットボールは通用した。これからもこのボールを生かしていきたい」と、失点したものの、夏への収穫を口にした。 八木崇文監督は、「2死からで、打たれる前に余分な四球があったりしたので、そういうところをなくしていきたい。あとは打線」と話した。