2025年にキャリアアップするために、今すぐできる3つのこと(海外)
副業を検討する
副業は収入が増えることだけに注目されがちだが、他にもさまざまなメリットがある。副業は週末だけの仕事に限定することもできるため、平日の仕事が詰まりすぎることはない。また、場合によっては、副業が燃え尽き症候群を和らげることもある。 それらはまた、労働者たちに自信を持たせることもある。 採用活動が活発でないために、一部の業界では労働者が9時から5時の仕事に閉塞感を抱いているとグラスドア(Glassdoor)の主任経済学者、ダニエル・ザオ(Daniel Zhao)はBusiness Insiderに話した。そのことは、より多くの労働者たちが副業を始める理由の一つなのかもしれない。 ザオは、グラスドアと世論調査機関ハリスポール(Harris Poll)が収集したデータを引用した。1100人以上のアメリカ人の成人を対象に行った2024年2月の調査では、その中の39%が副業をしていると報告していると回答している。特に若い労働者の間ではその割合が高く、Z世代の57%とミレニアル世代の48%が、主な仕事に加えて別の仕事をしているという。 「最近では、労働者はより積極的に新しいことに挑戦するようになった」とザオは言う。彼は、新型コロナウイルスのパンデミックの中で急増した起業率を指摘した。 ザオは、起業率が2010年代の「かなり低調な」時期を経て、上昇を続けていることは良いニュースであり、アメリカの起業家精神が回復したことを示していると話している。 ザオによると、アメリカでの新規のビジネスの申請は、2019年の月29万3000件から、2024年には47%増の月43万1000件に跳ね上がったという。 「副業は、人々が副収入を得る機会を与えるだけではなく、新しい機会やアイデア、新しい技術を生み出し、長期的には経済を活性化させる可能性のあるものである」
Tim Paradis