高速道路の料金所でバーが開かずそのまま通過……! 出口情報が確認できなかったら「上限金額」が請求される!?
高速道路を走行する際、ETCカードを利用する人は多くいます。 ETCカードを使えばスムーズに料金所を通過できますが、中にはバーが開かずに押し開けて通過してしまうケースもあるようです。その際、出口情報が確認できなかったら上限金額が請求されるか不安な人もいるでしょう。 今回は、高速道路でバーが開かずに押し開けて通過した場合の料金や未払いとなる事例、支払い方法をまとめました。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
高速道路でバーが開かずに押し開けて通過した場合の料金は?
高速道路を利用し、料金所のバーを押し開けて通過した場合の料金は、状況によって異なります。基本的には実際に使用した区間の料金分を支払いますが、万が一出口情報が確認できない場合は上限金額が請求されることもあるようです。 もし料金所のバーが開かなかった場合は、入口と出口で対応方法が異なります。入口の場合は係員から通行券を受け取り、出口で通行券とETCカードを渡しましょう。出口のバーが開かない場合は係員が車線に来るのを待ち、案内に従って料金を支払えば問題ありません。 もしバーを押し開けてしまった場合は、できるだけ早く各高速道路の管理センターへ連絡しましょう。未払いの状態を長く続けていると不正利用と判断されることがあり、出口情報の有無にかかわらず上限料金を適用される可能性があります。
高速道路の通行料金が未払いとなる事例
高速道路の通行料金が未払いとなる事例は、バーが開かない場合のみではありません。以下表1のような場合も、通行料金の未払いになる可能性があります。 表1
※筆者作成 上記に該当する場合は、すぐに指定の場所へ連絡しましょう。連絡が早ければ不正利用として判断されることは少なく、実際に使用した区間以上の金額を請求されるリスクは低くなります。
高速道路のバーが開かなかったときの支払い方法
高速道路のバーが開かなかったときは、以下2つのいずれかで支払う必要があります。 ●ETCカードの場合 ●ETCカード以外の場合 それぞれの支払い方法について、詳しく見ていきましょう。 ■ETCカードの場合 ETCカードの場合は、まず各高速道路を管理しているセンターへ以下の情報を伝えましょう。 ●氏名 ●連絡先 ●ETCカードの番号・有効期限 ●高速道路の通行日 ●料金所の入り口と出口を通過した時間 ●通行した車のナンバーや特徴 上記の情報から通行状況が確認できれば、各高速道路の課金フォームより未払い料金を精算できます。料金所で支払うわけではない点に注意して、適切に手続きを進めましょう。 ■ETCカード以外の場合 ETCカード以外での支払いを希望する場合は、以下の情報を確認されます。なお、申告は未払い発生から10日以内の連絡が必要です。 ●氏名 ●住所 ●電話番号 ●通行した車両のナンバー ●通行日時 ●通行した料金所の名前 上記を伝えたあと、Pay-easyやコンビニ払いから希望する支払い方法を伝えましょう。後日支払い用紙が手元に届くため、期限までの支払いを済ませてください。また、別途手数料の負担が増える点も把握しておきましょう。
高速道路のバーを押し開けて通過した場合、出口情報が確認できないと上限金額を請求される可能性がある
高速道路のバーを押し開けて通過した場合、出口情報の有無によって請求金額が変わります。問い合わせ時に必要な情報を確認されるため、できるだけ正確に伝えましょう。情報を基に出口情報が確認出来なければ、上限金額を請求されてしまう可能性があります。 また、未払いが発生した際はできるだけ早い連絡が大切です。不正利用と判断されると、割増料金での請求になる場合があるため、十分注意してください。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部