同じ人がテーブルを5分間、5時間、5日間で作ったら? DIYチャレンジが“意外な結果”に「5分間で作ったものがお気に入り」【海外】
5日間で高級感あふれるテーブルが!
最後に5日間でのチャレンジです。十分な時間のようですが、接着剤を乾かす時間を考慮するとそうともいえないそうです。今回は、もともと手元にある図面に沿って、引き出しと棚を備えたテーブルを作ります。 主に使うのは高級素材のブラックウォールナット材。切り出した板を接着して大きな板を作ります。これが天板や底板、側板になります。 テーブルソー(回転ノコギリが組み込まれた作業台)で板を切るときは、切り落とした木材が吹き飛んでカメラを固定していた三脚が倒れたり、テーブルソー自体が壊れたりするハプニングもありましたが、なんとか作業は続行。 引き出しの正面部分にはオーク材を使用。ここには渦を巻く波紋のような彫刻をしたいということで、まず下書きをしてそれに沿って削っていきます。ざっくりと削ったら目の細かい電動ヤスリで滑らかにします。 一方で、テーブルの天板と底板、側板の組み立ても進めます。斜めにカットした接合部位をダボ(固定のための木材の小片)と接着剤で固定します。ここまでで2日が経過しました。 3日目は、引き出しが収まる部分の構造を合板で作ってテーブルに組み込み、ウォールナット材で引き出しの各パーツを作成。ついで4日目は、それらのパーツの接合部位の木組み箇所を細工して組み立てます。一方、彫刻を施した引き出しの正面部分の板はシックなオレンジ色に塗装します。 最終日となる5日目は、引き出しを塗装しスライダー(引き出しレール)などを設置。残り15分の時点で引き出しを挿入してみると、なんとか無事に収まり完成となりました。高級感がすごい……! 作業をしたジョンは、「これは最高のものの1つと言わざるを得ない。私自身も感動している」と感想を述べました。 できあがったものを比較してみると、5時間で作ったものもキレイな仕上がりでしたが、5日間のほうは細部がさらに美しく仕上がっていることがわかります。
5分間のテーブルが人気
それぞれの良さを持つ3台のテーブルに、「正直に言うと、5分間のものが私のお気に入りです」「5分間のテーブルはほとんどのIKEAの家具よりもいいよ」「5時間かけた作品は、とてもすっきりとした美しさがあります」「5日間のテーブルは私の家によく似合いそう」と称賛の声が寄せられています。特に5分間のものを気に入った人が多いようです。
ねとらぼ