バレーボール女子日本代表の古賀紗理那

　日本バレーボール協会は5日、2024年の女子日本代表登録メンバーを発表した。2年連続のリーグMVPに輝いたエースの古賀紗理那（NEC）＝熊本県大津町出身＝のほか、久光スプリングスからは西村弥菜美＝福岡県久留米市出身、平山詩嫣＝北九州市出身、荒木彩花＝福岡県大野城市出身＝が選出された。田中瑞稀（JT）＝長崎県佐世保市出身＝もメンバー入りした。 ■2024年の女子日本代表登録メンバー【表】 　このほか石川真佑（フィレンツェ）、関菜々巳（日本協会）、黒後愛（埼玉上尾）、NEC入団が内定している佐藤淑乃（筑波大）らも名を連ねた。 　女子日本代表は昨秋に東京で開催されたパリ五輪予選での出場権獲得はならなかったが、5月から世界各地で開催される国際大会「ネーションズリーグ」に参戦。同リーグの予選ラウンド終了時点の世界ランキングに基づいて決まる出場権の獲得を目指す。6月には北九州市でも開催され、同市での女子開催分は同リーグの最終ラウンドにあたり、パリ五輪への道に大きく影響する重要な戦いとなる。 　真鍋監督は「女子日本代表監督として3度目のオリンピックイヤーを迎えた。まずはネーションズリーグの予選ラウンドで着実に勝利を積み重ね、世界ランキングによるパリ2024オリンピック出場権の獲得を目指す。そしてパリ2024オリンピックでは、日本の女子バレーが再び世界の大舞台で輝く姿をお見せしたい。今年は一戦一戦が日本女子バレーボールの未来が懸かる大一番だと考えている。選手、スタッフだけでなく、バレーボール関係者そして応援してくださるすべての皆さまと一丸となって戦い、ネーションズリーグ初戦からパリ2024オリンピック最終戦まで全力で駆け抜けたい」と日本協会を通じてコメントした。