広島エフ・ドゥがリーグを退会

11月25日、Fリーグ2024-2025ディビジョン2に所属する広島エフ・ドゥが今シーズン限りでFリーグを退会することを発表した。

来季のF2は9クラブに

広島は、2024年9月20日付で退会届を提出したことを明らかにした。同年11月22日に一般社団法人日本フットサルトップリーグ理事会が行われ、広島の退会を承認。今シーズン限りでFリーグを退会することが決定した。 現時点で来シーズンのFリーグへの新規参入予定クラブはなく、F2は9クラブで行われる見込みだ。また、広島はFリーグを退会後もクラブとしての活動を継続する予定だという。 F2が創設された2018年からリーグに参入していた広島は、今シーズンの開幕前に7人の選手が移籍。少数精鋭でリーグ戦に臨んだが、第16節を終えて1勝11敗3分の9位と苦しい状況が続いていた。 ■Fリーグ退会について（広島エフ・ドゥリリースより） 拝啓　時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。 平素は、当クラブに対し格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 広島エフ・ドゥは、今シーズンの終了をもってFリーグでの活動を終了することとなりましたので、ご報告申し上げます。 広島エフ・ドゥは1999年に広島国体優勝メンバーで結成。Fリーグ参入を目指して活動。 2011年に法人化、2012年よりFリーグ準会員リーグ（現Fリーグディビジョン2）に参戦し、今年度で13シーズン目を迎えています。 同時に、広島県内のフットサルの普及や技術力向上を目指して、下部組織の育成にも力を入れて参りました。 しかしながら、コロナ禍の影響もあり、①スポンサー企業の撤退、②入場料収入の減少とともに、➂遠征費の増加なども重なり、全国リーグ参戦の見込みが立たないため、チームの今後について検討を重ねた結果、誠に残念ながら今シーズンをもちまして、Fリーグを退会することとなりました。 これまで、設立から25年以上にわたり活動を続けることができたのは、応援してくださったスポンサー様、法人会員・個人会員の皆様、ファン・サポーターの皆様、リーグ関係者、チーム運営に関わるスタッフ、チームに関わってくださった全ての方々のお陰です。 これまで、広島エフ・ドゥに対して、ご支援・ご声援を賜りました全ての皆様に感謝申し上げます。 Fリーグでの活動は今年度が最後となりますが、シーズン終了まで、チーム一丸となり全力で戦って参りますので、最後まで温かいご支援ご声援をよろしくお願いいたします。 広島エフ・ドゥの下部組織であたる中国リーグ所属「広島エフ・ドゥレグルス」、「広島エフ・ドゥU－18」、「広島エフ・ドゥU－15」につきましては、引き続き活動を行なうとともに、今まで取り組んできた、①若手の育成、②地域貢献活動は継続して参ります。 これまで同様、ご支援ご声援を賜りますようよろしくお願いいたします。 特定非営利活動法人中国フットサルプロモーション