フロントフォークスプリングを簡単に交換してみるよ
ハンターカブを前後イニシャル調整できるようにして、サグ出しもしてみた結果、純正フロントフォークスプリングが柔らかいのが気になってきたんですよ。なのでスプリング交換をしようかと。フォークスプリングの交換って敷居が高いと思ってたんですが、割と簡単に交換できる方法があるらしいので、今回は簡単スプリング交換を試してみるよ。 【画像】パーツ交換の工程をギャラリーで見る(23枚)
イニシャル調整仕様にしたりサグ出ししたりしたら不満点が出てきた
ハンターカブのサスに以前から満足できなかったので、これまでに前後イニシャル調整できるようにしたり、サグ出ししたりしてきたんですよ。 最終的に、フロントにZETA フロントフォークトップキャップ イニシャルアジャスター、リアはKITACO リアショックという仕様。 サグ出しの結果、この組み合わせでめちゃめちゃ良くなったんだけど、フロントのイニシャルが最強になってるんですよ。リアはほぼ最弱だから、キャンプとかの時にはイニシャルを増やすことができるんだけどね。 なのでフロント側のセッティングに余地がない感じ。せっかくのイニシャルアジャスターだから、場面によってもう少しイニシャルを掛けれるようにしたい。と、なるとフロントのスプリングを交換するしかない。 というわけでwebikeでちまちま検索した結果、良い感じのフロントスプリングを見つけたよ。
装着するのはキタコのフロントスプリング
今回装着するのはキタコの フロントフォークインナースプリング。JA55でもJA65でも対応可能。なんといっても安い。5000円ちょっと。 ノーマルのスプリングは可変レート、つまり上下で巻きの数が違うんだけど、これはシングルレートで、いわゆる等ピッチ。 スプリングレートは6.0N。ノーマルのスプリングレートはわかんないけど、かなり強化されそうな感じ。
フロントフォークスプリングの簡単交換
さて、いよいよ本番。フォークスプリング交換は、ざっくり以下の手順。 ①フロントホイール、フェンダー、キャリパーを外す ②フォークを抜く ③フォークを分解してスプリングやオイルを抜く ④新たなスプリングを組付ける ⑤フォークオイルを入れて気泡を抜いて油面調整 ⑥スプリング交換したフォークを車体に取り付け ⑦フロントホイール、フェンダー、キャリパーを組付けて完成 フォークを抜くのもやや大変だし、気泡抜きや油面調整も必要。 作業的には割とめんどくさそうなので、二の足を踏んでいたんですよね。 二の足を踏んでいたところ、たまたま簡単なやり方を教えてもらったんですよ。 「スプリング交換だけなら、車体にフォークを付けたままオイルが漏れないよう丁寧に入れ替えれば良いよ」と。 これなら簡単。注意事項としてはスプリングを抜く際にフォークオイルが減ってしまうこと。 とはいえ、数滴であれば大きな影響はないらしいので、とにかくオイルが減りすぎないよう丁寧に作業すること。 ではやってみるよ。