エア・ウォーター、「グラングリーン大阪」に本社を移転 うめきた2期へ
産業ガス大手、エア・ウォーターは7日、大阪市中央区にあるグループ本社をJR大阪駅北側の再開発地域「うめきた2期(グラングリーン大阪)」に移転すると発表した。時期は2026年4月を予定しており、グループ内の連携強化や従業員の働きやすさの向上を図るのが狙い。 【写真】都心部で芝生の公園や商業施設などを備え、部分開業したグラングリーン大阪 グラングリーン大阪内のオフィスビル「パークタワー」の13階に入居する。1966年から構えてきた現在の本社ビルでは各部門やグループ会社が11フロアに分かれていたが、移転によって機能が1フロアに集約されるという。松林良祐社長は「より円滑なコミュニケーションが図れる」などと期待した。また、現在の本社の今後については「有効的に使っていきたい」と話した。 移転先のグラングリーン大阪には、クボタや塩野義製薬も本社移転を計画している。