民宿と旅館の違いを知っていますか? 「料金の差」やそれぞれの特徴を解説!
旅行費用の平均と高騰
観光庁の「旅行・観光消費動向調査」によると、2024年4~6月の国内旅行の1回あたりの宿泊旅行支出額の平均は6万8202円でした。前年同期比で+11.3%、2019年同期比で25.3%上昇しています。 宿泊旅行支出額の内訳を見ると、宿泊費の平均が1万5969円であるのに対し、交通費の平均は1万7569円です。宿泊にかける金額のほうが安価であることから、宿泊費を抑えた旅行を楽しむ方が増えているといえるでしょう。 株式会社マネーフォワードが2024年に実施した「2024年のゴールデンウィーク(GW)の旅行とお金についてアンケート調査」では、予算を抑えたい費目の第1位は宿泊費(34.7%)でした。 予算を気にせず特に楽しみたい項目では、第1位は食費(27.3%)、第2位は旅先での体験(25.3%)など、宿泊費用を抑えて旅の体験を重視する傾向が強いようです。
旅の目的で民宿と旅館を使い分けよう
温泉や豪華な食事を旅行の目的としている方には旅館が選ばれていますが、宿泊コストを下げてアクティビティに予算を使いたい人には民宿が選ばれています。何を重視して旅行をするかによって民宿や旅館を使い分け、充実した旅行を楽しみましょう。 出典 厚生労働省 旅館業法の概要等について 旅館業法 観光庁 旅行・観光消費動向調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部