陸上自衛隊オスプレイ27日以降飛行再開へ…追加の安全対策など県と佐賀市に説明【佐賀県】
サガテレビ
アメリカ軍の機体の緊急着陸などを受け飛行を見合わせていた陸上自衛隊のオスプレイは27日以降飛行を再開する方針で九州防衛局が27日追加の安全対策などを県と佐賀市に説明しました。 27日県庁や佐賀市を訪れたのは、九州防衛局の江原康雄局長など3人です。 九州防衛局によりますとアメリカ側が空軍オスプレイの緊急着陸などについて分析した結果、一定の飛行時間に満たない場合、搭載したギアに不具合が発生する可能性があるとして特定の飛行時間を上回るまで機体の使用方法を制限するとしています。 防衛省もこれを妥当として、これまでの安全対策に加え同様の措置を取る方針です。 【九州防衛局 江原康雄局長】 「安全な機体であることについては認識は変わりないところ。これを有事の場合は説明していくこと。実際に来年の夏に佐賀に移駐・配備するが、さらに安全飛行を務めていくことを示していくことで皆さまの信頼をいただくことに務める」 一方、陸上自衛隊がオスプレイ17機の飛行時間を点検したところ、該当する機体があるとしていますがその数は明らかにしていません。 【県政策部 平尾健部長】 「今回の日米のオスプレイ対する措置について時間差があったことがわれわれとしては憂慮したところ。安全性の追求は決して足をとどめることなく、引き続き継続してもらえたら」 陸上自衛隊のオスプレイは27日以降準備が整った機体から飛行を再開させる方針です。
サガテレビ