石破新内閣発足。初入閣は13人。総裁選で戦った加藤勝信氏が財務大臣に就任、林芳正官房長官は続投
岸田内閣が10月1日午前に総辞職した。それに伴い臨時国会が召集され、午後の衆参両院の本会議で自民党の石破茂総裁が第102代総理大臣に選出された。 その後、続投となった林芳正官房長官が新閣僚の名簿を発表した。初入閣は13人、再任は官房長官の林氏と国土交通大臣の斉藤鉄夫氏の2人となっている。 総裁選で戦った加藤勝信元官房長官が財務大臣に就任した。 また、9月30日に発表された自民党の新執行部では、副総裁に元総理・総裁の菅義偉衆院議員、幹事長に森山裕衆院議員、総務会長に鈴木俊一衆院議員、政務調査会長に小野寺五典衆院議員、選挙対策委員長に小泉進次郎衆院議員、組織運動本部長に小渕優子衆院議員(再任)、広報本部長に平井卓也衆院議員(留任)、国会対策委員長に坂本哲志衆院議員、幹事長代行に福田達夫衆院議員、そして最高顧問に麻生太郎衆院議員がそれぞれ就任している。
【第一次石破内閣】 ※は初入閣 内閣総理大臣 石破茂 総務大臣 村上誠一郎 ※法務大臣 牧原秀樹 外務大臣 岩屋 毅 財務大臣 加藤勝信 ※文部科学大臣 阿部俊子 ※厚生労働大臣 福岡資麿(参議院) ※農林水産大臣 小里泰弘 ※経済産業大臣 武藤容治 国土交通大臣 斉藤鉄夫(公明党)(再任) ※環境大臣 浅尾慶一郎(参議院) 防衛大臣 中谷元 官房長官 林芳正(再任) ※デジタル大臣 平将明 ※復興大臣 伊藤忠彦 ※国家公安委員長 坂井学 ※こども政策担当大臣 三原じゅん子(参議院) ※経済再生担当大臣 赤沢亮正 ※経済安全保障担当大臣 城内実 ※地方創生・国際博覧会担当大臣 伊東良孝 内閣官房副長官 橘慶一郎 青木一彦(参議院) 佐藤文俊 内閣法制局長官 岩尾信行(再任) 内閣総理大臣補佐官 長島昭久、森昌文、矢田稚子 (敬称略)