【大学野球】ドラフト1位候補の関大・金丸夢斗がプロ志望届提出へ 軽度の骨挫傷で残り試合は登板回避
◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽最終節1回戦 近大3―0関大(25日・わかさスタジアム京都) 今秋ドラフト1位候補の関大・金丸夢斗投手(4年)が25日、プロ志望届を提出すると明かした。今春は6登板で1勝1敗、防御率0・00。昨秋からの連続自責0を57イニングに伸ばした。「感覚を忘れずに、秋につなげていけたら」と、争奪戦必至のドラフト会議に向けて、さらに価値を高めると誓った。 3月の日本代表強化試合に選出された左腕は、11日の関学大戦(甲子園)で腰に違和感を訴えて4回で降板。数日後の検査で軽度の骨挫傷と診断された。この日は侍ジャパンの井端弘和監督が視察に訪れた中でベンチ入りから外れ、「万全に治して」と激励された。残り試合は登板せず、6月から練習を再開する予定。「今は安静にして、少しずつ動けるようになってきた。重傷ではない」と強調した。 大学日本代表候補に選ばれた場合は参加する予定だが、「無理はしてはいけない。体と相談しながら」と、慎重な姿勢を示した。
報知新聞社