高校生企画の「丹波祭」 大喜利、線香花火、謎解き… ユニーク企画盛りだくさん/兵庫・丹波市
兵庫県丹波市内の有志の高校生らでつくる「高校生が創る丹波の未来への架け橋プロジェクト」(13人)が15日午後1―8時、旧神楽小学校舎を活用した複合施設、FOREST DOOR(同市青垣町文室)で夏祭り「丹波祭」を開く。来場者が参加するユニークな企画を考案。高校生によるステージもある。市内外から多くの人を呼び込み、地元の魅力を伝える。入場無料。 ステージで行われる大喜利大会は、学校や丹波竜などをテーマにしたお題を高校生が出題。大会参加者が笑える回答をひねり出す。「丹波ビンゴ」は、穴を開けていくビンゴカードの升を、数字ではなく市内の地名や企業名などに設定。協賛企業が提供する景品が当たる。 線香花火が燃えつきるまでの時間の長さを競う対決や、射的といった夏らしい企画も考案。また、氷上西、柏原の両ギター部や、氷上西のダンス部、同市のダンススクールが出演する(午後4―7時)。 ステージには紙コップやペットボトルなどで作ったランタンを設置。その表面には、来場者に自由に絵を描いてもらう。落書きができる大きな板も設ける。 謎解きゲームは、施設内の各所に設けられたポイントを回り、施設や丹波市などにまつわるクイズに答えていく。 飲食ブースは、たこ焼きやクレープ、お好み焼きなど、同市内を中心に約10店舗が出店予定。 プロジェクトメンバーの柴悠翔さん(氷上西3年)は「誰もが楽しめるコンテンツがそろっている」とアピール。堂東明里さん(同)は「来場者に楽しんでもらいながら、自分も楽しみたい」とほほ笑む。