MINIの新型COUNTRYMANは史上最大でもオシャレさ健在!
ゴルフ歴約20年のエンジョイ派の小沢コージは、各種メディア連載をはじめ、TBSラジオ「週刊自動車批評 小沢コージのCARグルメ」のパーソナリティを務める。その小沢と一緒に至高のゴルフCARを探す、週刊ゴルフダイジェストの人気連載を紹介。今回はMINIの新型COUNTRYMANです! MINI COUNTRYMANの詳細を写真でチェック
デカくてもミニ!
みなさんご存じの愛され英国車ブランド、ミニ。今やドイツBMWプロデュースとなり、独特の走り味とオシャレデザインで人気爆発。そのミニが昨年から今年にかけてまたまたフルモデルチェンジ。バッテリーEVモデルを本格導入するなどますます新しくなりました。 なかでも注目はSUVタイプで、車名が「クロスオーバー」から、グローバル名の「カントリーマン」に変わったのはもちろん、ミニとは思えないほどサイズ拡大。初代からしてミニ初の全長4m超えの4枚ドアの4駆設定アリでしたが、新型カントリーマンは先代比で長さ13cm、幅1.5cm、高さ6.5cm増の全長×全幅×全高4445×1845×1660ミリ。国産コンパクトSUVのホンダ・ヴェゼルよりも全然デカいのです。 しかしそれでもミニっぽくオシャレだからさすがのデザイン力。特徴的なフォルムに、フロントマスクは新世代の八角形グリルや六角形LEDライト採用。なんともデジタルキャラクターっぽく、このままピクサーアニメに出してもおかしくない可愛さです。 インテリアもデジタルかつアイコン性に富み、古典的な本革やクロームメッキを使わず、そのうえ全車アナログメーター廃止でヘッドアップディスプレイ完備。センターには世界初の直径24cm有機ELディスプレイを配置し、車内エンターテインメントやマッサージ機能などをスマホライクに操作でき、使い勝手上々。 さらに2種類のバッテリーEVのほか、1.5Lガソリンターボ、2Lガソリンターボ、2Lディーゼルターボまで選べ、今回乗ったのは204psの2Lガソリンターボの4駆モデルでしたが、これが予想外にミニらしい走り味。 もちろんサイズが大きくなった分、BMW車に負けない乗り心地や静粛性も備えましたが、それでいてステアリングのキレはいつものゴーカートフィーリング。 肝心のゴルフ性能ですが、ラゲッジ容量が505Lに拡大。そのままではキャディバッグが1本しか積めないのは残念ですが、シートバックを倒せば3本は楽勝ですし、何よりリアシートが広がり、ゆったり座れます。 高速運転支援も最新のハンズオフ機能を備え、ますますゴルフ向きロングドライブ性能をゲット!ミニだけど最新型ならばみんなで楽しくゴルフに行ける。それって素晴らしくないですか? 撮影車種/MINI COUNTRYMAN S ALL4 全長×全幅×全高/4445×1845×1660mm メーカー希望小売価格/566万円~ 撮影/三浦孝明 撮影協力/加茂ゴルフ倶楽部 === 「只今コージ中」で今年紹介したSUVのバックナンバーは「関連記事」からご確認いただけます。
週刊ゴルフダイジェスト