【ビッグバン】6大タイトルマッチ=高木覚清vs.山崎陽一のミドル級、藤村大輔vs.大輝のスーパーウェルター級、目黒翔大vs.林京平のライト級など
2024年12月1日(日)神奈川・横浜武道館『Super Bigbang 2024』の主要対戦カードが発表された。今大会ではタイトルマッチが5試合行われる。 【写真】トリを飾るのは高木vs.山崎のミドル級タイトルマッチ ▼メインイベント第2試合 Bigbangミドル級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール 高木覚清(RIKIX/王者) 山崎陽一(KIKUCHI GYM/元Bigbangスーパーウェルター級王者/挑戦者) 高木は2019年9月のRISEで宮城寛克と引き分け、2020年11月の『スーパービッグバン2020』では第3代RISEミドル級王者・森田崇文から判定勝ちの金星を奪っている。2021年2月のNO KICK NO LIFEでは緑川創に挑むも判定負け。その後、岡山ジムからRIKIXに移籍。2024年3月、大輝と初代王座決定戦を争い判定勝ちで王座に就いた。今回が初防衛戦。戦績は12勝(4KO)7敗1分。 山崎は大学時代にJリーグのセレクションを受けたこともあるサッカーエリートだったが、格闘技の道へ転向。K-1 JAPAN GROUPには2010年10月から参戦し、佐藤嘉洋、中島弘貴、松倉信太郎らと対戦。強靭なフィジカルとパワーが持ち味のベテラン。2017年9月にはBigbangスーパー・ウェルター級王座を獲得。2018年9月の試合を最後にリングから離れたが、2022年3月に復帰。前戦は10月のBigbangで松下大紀に判定負け、戦績を25勝(14KO)20敗4分とした。 ▼メインイベント第1試合 Bigbangスーパーウェルター級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール 藤村大輔(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST/王者) 大輝 (ハリケーンジム/Bigbangウェルター級王者/挑戦者) 藤村は2015年8月にKrushでK-1グループデビュー。2019年3月の神保克哉戦後、K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTに移籍した。2020年3月に小鉄から勝利したものの、8月にMIKE JOE、11月に城戸康裕と対戦して連敗。2022年10月に夜叉猿から勝利を収め、2023年6月のBigbangにて同団体のスーパーウェルター級王座を奪取した。5月の「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」では準決勝で璃久に判定負け。戦績は15勝(7KO)11敗1分。 大輝は地下格闘技やAJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)で試合を重ね、プロ3戦目で元MA日本ミドル級王者・井原浩之を判定で下してAJKN王者に。昨年4月に野村太一を破ってBigbangウェルター級王座を獲得。12月に体重超過の上、畠山隼人に判定負け。2024年3月、2階級制覇を狙って高木覚清とBigbangミドル級王座決定戦を争ったが判定負けを喫した。今回再び2階級制覇を狙う。戦績は7勝(4KO)3敗。 ▼Bigbangライト級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール 目黒翔大(優弥道場/王者) 林 京平(湘南格闘クラブ/元Bigbangライト級王者/挑戦者) 目黒は3連敗から2022年11月に松本和樹から勝利を収めると、2023年7月にKNOCK OUTとの対抗戦で新田宗一朗から勝利を収めるなど、2024年9月の斎藤祐斗戦で7連勝を飾った。2024年3月、石田勝希に判定勝ちでBigbangライト級王座に就き、今回が初防衛戦。山本優弥を師匠に持ち、しぶといファイトを身上とするサウスポー。「ゼロ距離殺法」と名付けた超接近戦を得意とする。戦績は10勝(2KO)6敗2分。 林はKrushを主戦場にしてきたベテランで、大岩龍矢、里見柚己、小澤海斗、伊藤健人、林健太らと拳を交えてきた。パンチ力がある半面、KO負けも多くやるかやられるかのスタイル。2018年12月、中村圭佑を破り第3代Bigbangライト級王者となり、初防衛にも成功したが返上。今回、王座返り咲きを目指す。戦績は17勝(8KO)16敗2分。 両者は2021年11月のスーパービッグバンで対戦しており、この時はドローに終わっている。 ▼Bigbangフェザー級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール 竹添翔太 (インスパイヤードモーション/王者) 宮﨑勇樹(FLY SKY GYM/MA日本フェザー級王者/挑戦者) 竹添は2022年4月にプロデビュー。2022年からBigbangを主戦場とし、2024年3月に久保一馬との王座決定戦を制して第7代王座に就いた。今回が初防衛戦。蹴り技を中心としたムエタイスタイルで、運動量と手数を維持しながらの長期戦を得意としている。戦績は9勝(4KO)2敗1分。 宮﨑は2018年5月に大野貴志を破ってMA日本キックボクシング連盟フェザー級王座に就いた。Krushには2021年9月に初参戦して立基に判定勝ちも、2022年3月には石田龍大、2023年5月には佑典に敗れている。2024年3月、小巻海斗からプロ初のKO勝ち。6月の挑戦者決定戦で田中聡から2度のダウンを奪っての判定勝ちで挑戦権を得た。戦績は12勝(1KO)13敗3分。 ▼Bigbangスーパーフェザー級王座決定戦 3分3R延長1R ビッグバンキックルール 龍斗(RAUSU GYM/元Bigbangフェザー級王者) 平澤優聖(士道館植野道場/MA日本ライト級王者) 龍斗はK-1グループでキャリアを重ね、椿原龍矢、小倉尚也、璃明武、佐々木洵樹らと対戦。2022年11月に水津空良との王座決定戦で勝利し、第6代Bigbangスーパーフェザー級王座に就いたが、2023年12月の初防衛戦で計量オーバーにより剥奪された。今回、王座返り咲きを目指す。戦績は12勝(2KO)14敗4分。 平澤は空手出身で高校生からキックボクシングを始め、2022年5月にMA日本ライト級王座に就いた。戦績は9勝(7KO)7敗。 ▼Bigbangバンタム級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール 板橋武留 (健成会/王者) 井上海山(POWER OF DREAM/挑戦者) 板橋は2021年10月にKrushでプロデビュー。キャリア6戦目でBigbang初代バンタム級王座決定戦に抜擢され、萩原秀斗に判定勝ちで王座に就いた。2023年11月には初防衛にも成功している。今回が2度目の防衛戦。空手ベースのファイトスタイルで、上下に打ち分ける蹴り技が得意。戦績は6勝(4KO)2敗1分。 井上は2021年11月にKrushでプロデビュー。パワフルなフック&ボディで前へ出て攻めるアグレッシブファイター。2024年6月の挑戦者決定戦に勝って挑戦権を手にした。戦績は5勝(2KO)1敗。
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