【パタゴニア】大人が選ぶべきTシャツ&パーカ8選(後編)
人気アウトドアブランドの新作をプレスのコメントとともにお届け。パタゴニアのグラフィックにはメッセージや意味がこめられている。この秋に選ぶべきTシャツ&フーディをマーケティング部 牧野知生さんに解説してもらった。 ※紹介する製品はすべて、従業員にプレミアムな賃金が支払われるフェアトレード・サーティファイドの縫製工場で製造されている。 【写真】大人が選ぶべき「パタゴニア」Tシャツ&パーカ8選を全部見る
メンズ・テイク・ア・スタンド・レスポンシビリティー
「一度見たら忘れられないインパクトのある作風で脚光を浴びるHarris Wright。リバーガイドであり、スキーパトロールであり、アクティビストとしても活躍するアーティストです。彼女の故郷ワシントン州の水域への愛が表現された、大胆でカラフルなバックプリントを店頭でぜひご覧ください」(パタゴニア日本支社 マーケティング部 牧野知生さん)
バギー・オーガニック・Tシャツ
「フライ・フィッシングでは、どのような虫が飛んでいるかに注意を向けてルアー(疑似餌)を選びます。パタゴニアのデザイナーによる新作グラフィックは、水域の食物連鎖の下位にいる虫たちに対する敬意や愛を表現したもの。左胸にはメイフライ(カゲロウ)のワンポイントを施しました」(牧野)
ストラタスパイア・レスポンシビリティー
「展示会レポートではピーター・サヴィル風と話題になっていました。こちらは低い雲海の上に浮かびあがる、象徴的なフィッツロイ山群を表しています。空撮で捉えたような斬新なグラフィックは、1990年代につくられたパタゴニアのサンダルのソールのエンボスパターンがもとになっています。今年はTシャツで再登場。製品名の『Strataspire(ストラタパイア)』は『Strata(地層)』と『Spire(尖った頂)』からなる造語です」(牧野)
ドーン・トラックス・アップライザル・フーディ
「背面にPATAGONIA SNOWのプリントがある通りスノーの新しいグラフィックです。クリーンな『S』と『Z』のモチーフは、動力に頼らず人力によって得られるシュレッド(パウダーライディングで描くパターン)が、スノーアクティビティの神髄の探究であることを表しています。パタゴニアのデザイナーによって考案されました」(牧野)