朝ドラ出演の山本舞香、環境が大きく変わった1年にいま「心が安定している」
縁を大事に、芝居の仕事をしっかりやり遂げたい
――ところでSNSが盛んな今、応援だけではない、いろんな声が簡単に入ってきます。そうした言葉にも以前から「平気だ」とコメントしていることが多いですが、正直、平気ではないときもあったのでは? 山本:平気だと言うしかないですよね。自分自身にも「平気だ」と言い聞かせるしかない。もちろん応援してくれる方の声は、以前からずっと力になっています。 ――今年は大きく環境が変わった年でもありますね。 山本:弱音を吐ける場所が出来ました。でもだからこそもっともっと努力して、芝居も磨いて、がんばらなきゃと思っているところです。 ――最後に、今後、特に大切にしていきたいと感じていることを教えてください。 山本:お芝居を頑張るのは大前提で、人間関係って本当に大切だし、同時に大変なことだと感じています。だからこそ縁って大事だし、そのタイミングで出会う人たちとの関係を大事にしていきたい。そして、幸せだと感じる瞬間をもっと増やしていきたいです。 これまでにも楽しいこともたくさんあったはずなのに、辛かったり嫌なことがあると悪目立ちしちゃうんですよね。でも私は、最後は「最高の人生だったな」と思って終えたい。そのためにも、まずは自分自身、今こうして好きだと感じているお芝居の仕事を、しっかりやり遂げたいと思っています。 【山本舞香プロフィール】 1997年、鳥取県出身。’10年「鳥取美少女図鑑」Vol.2への登場をきっかけに芸能界入り。主な出演作にドラマ『家政夫のミタゾノ』『Sister』、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』。放送中の連続テレビ小説『おむすび』(NHK)に出演。ドキュメンタリー『Google Pixel presents ANOTHER SKY』の司会もスタート。2024年10月13日、MY FIRST STORYのボーカル・Hiroとの結婚を発表した <撮影/唐木貴央 取材・文/望月ふみ ヘアメイク/MAKI スタイリング/上田リサ 衣装協力/ALM Reflection muku> 【望月ふみ】 ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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