ロッテ・中村奨吾、現状維持の2億円で更改 来季二塁へ再転向を直訴「1年間サードをやらせてもらってより思いが強くなった」
ロッテの中村奨吾内野手が28日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億円(金額は推定)でサインした。 4年契約の2年目だった今季は二塁から三塁に転向。2018年から連続でクリアしていた規定打席に到達せず、120試合に出場して打率2割3分4厘、4本塁打、27打点。打率こそ昨年の2割2分を上回ったが、4本塁打はキャリア最少。得点圏打率は1割7分8厘にとどまった。 中村奨は「もともとサードが難しいとは若い時に思っていたんですけど。難しさも感じましたし、できたこともあったと思いました。もちろん(成績には)満足してないし、もっとやらないといけない思いはある。来年に向けて頑張っていきます」と反省のコメント。 4年契約の3年目となる来季に向けては「来年は監督にはセカンドで勝負したいとは伝えさせていただきました。(二塁への)こだわりもそうですし、1年間サードをやらせてもらって、より強くなりましたし。今のチーム状況でレギュラーといえる選手はいないと思うのでもう一回、自分にプレッシャーかけながら勝負するためにも、セカンドでやりたいとは伝えさせていただきました」と監督に二塁再転向を直訴したと明かした。 二塁では藤岡、小川といった左打者と勝負することになる。「割って入るというか、1年間内野で出てたのはソトだけ。みんなの勝負だと思うので、1からアピールしてレギュラーを狙ってやっていきたいと思います」と決意を語った。
中日スポーツ