自粛解除の目安発表 埼玉・大野知事が会見(全文1)5業種に分類、5指標を設定
引き続き不要不急の外出避けて
新型コロナウイルス感染症への対策、対処に向け、県民の皆さま、そして事業者の皆さまには大変ご迷惑とご苦労をお掛けしております。あらためて感謝を申し上げます。県民、事業者の皆さまには新しい生活様式の準備をしていただきつつ、現時点においては引き続き不要不急の外出を避けていただくとともに、今後長期化するかもしれないこの新型コロナウイルス感染症の対策にあらためてのご協力をお願いさせていただくともに、今も、そして仮にこの感染症に関する緊急事態宣言が解除されたとしても、新型コロナウイルス感染症が一定の影響を及ぼす限り、愛する方、ご家族を守るためにも、ぜひあらためて皆さまと共に戦わさせていただくようお願いをさせていただきたいと思います。 それでは教育長より詳細についてご報告をさせていただきます。
登下校中や校内のマスク着用徹底
高田:あらためまして皆さん、こんにちは。教育長の高田でございます。それでは学校再開に当たっての感染防止対策からご説明をさせていただきます。こちらのパネルをご覧いただきたいと思います。 まず今回ここにありますとおり、「彩の国 新しい学校生活 5つの安心宣言」を作成いたしました。こちらは全ての校種で共通して実施をしてまいります。この説明をさせていただきます。まず1、家庭と学校が連携した健康管理の徹底でございます。家庭では必ず朝夕検温していただき、学校では毎日せき等の呼吸症状の有無、あるいは倦怠感の確認を行います。続いて2、マスクの着用についてでございます。登下校中や校内でのマスクの着用の徹底、特に近距離での会話や発声時でのマスクの着用を徹底させます。なお、熱中症の防止対策として、児童・生徒にはこまめに水分補給をさせ、健康状態を把握してまいります。 続いて3、3つの密の回避の徹底でございます。具体的には授業中換気を徹底し、1メートル以上の身体的距離を確保いたします。また、近い距離での会話も回避いたします。続いて4、手洗いの徹底でございます。流水と石鹸によるこまめな手洗いを励行いたします。最後に5、環境衛生管理の徹底です。ドアノブ、手すり、スイッチなど、児童・生徒が触れる共用箇所については1日1回以上消毒をいたします。また、児童・生徒が清掃を行った際には手洗いを徹底させることといたします。 学校再開後の場面ごとの対策として、登下校時には校門や昇降口等で密集が起こらないよう、児童・生徒が集まる時間帯を分散いたします。また当面の間、公共交通機関を利用する生徒の多い学校において、通勤時間帯を避けた登校時間を設定したり、学年ごとに登校時間に差を設けたりするなど、検討してまいります。公共交通機関を利用する際には、特にマスクの着用を徹底し、近距離での会話を控えさせます。また、特別支援学校においてはスクールバス利用時の感染防止対策を徹底し、座席配置を工夫し、換気を徹底いたします。 2の授業時にはこまめな換気を徹底し、可能な限り2方向の窓を常時開放いたします。また、音楽で歌を歌うこと、あるいは管楽器を使う授業、体育での2人1組になったストレッチなど、あるいは家庭科の調理実習など、リスクの高い学習活動については中止といたします。3の昼食時には前後の手洗い指導を徹底し、対面で会話をすることを禁止します。4の休み時間や放課後においても、必要ないのにほかの教室へ行ったり、ほかの学年のフロアへ行ったりすることを禁止します。