センバツ21世紀枠 県推薦校に竹原 秋の県大会評価 /広島
県高校野球連盟は8日、来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の「21世紀枠」県推薦校に、竹原高(竹原市)を選んだと発表した。部員数が少ないながら着実に実力をつけ、今秋の県大会で8強入りしたことなどが評価された。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 創部は1946年で、春夏通じて甲子園出場はない。部員数はマネジャー2人を含めて26人。「地域やスタンドから応援される野球部」をモットーに、野球の練習以外にも、地域の清掃活動やボランティア活動に積極的に参加している。現2年生は、広島商の選手、監督として夏の甲子園で優勝するなど名将として知られ昨年12月に亡くなった迫田穆成(よしあき)さんの指導のもと練習に取り組んできた。 21世紀枠は12月13日に全国9地区の候補校が発表され、来年1月24日に出場2校が決まる。【井村陸】