ドラマ「スカイキャッスル」。壮絶なバトルを繰り広げる浅見紗英役・松下奈緒と南沢泉役・木村文乃へインタビュー
テレビ朝日系で放送中の木曜ドラマ「スカイキャッスル」(木曜午後9:00)。世にも優雅なたたずまいとは裏腹に燃えたぎる野心、猛烈な見栄とプライド、そして…誰にも言えない秘密を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトルを描く、沼落ち確定の衝撃サスペンスミステリーだ。 第2話では主人公・浅見紗英(松下奈緒)の過去が明らかになり、冴島香織(戸田菜穂)の自死の真相を小説にしようとする南沢泉(木村文乃)に対し脅しをかける紗英の鬼気迫る表情で話題となった本作。第3話では真っ向勝負や、娘のためならどんなことでもする紗英が成績が落ちていら立つ長女・浅見瑠璃(新井美羽)のため、人一倍高いプライドを捨てて、敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)へ土下座。再契約にこぎつけ安堵した矢先、九条は瑠璃を超難関校合格に導くため、成績トップを争う泉の息子・青葉(坂元愛登)&山田未久(田牧そら)との恋の三角関係を利用しようと計画する。 白熱するバトルを繰り広げる紗英役の松下さんと泉役の木村さんへ、ドラマや役についての思いを聞いた。
――作品の印象を教えてください。 松下 「本当にいろいろなことが目まぐるしく起こります。出てくる登場人物のことが次々に気になり、登場人物それぞれの欲望を自分と照らし合わせ、華やかに見えていても実は小さな欲望がどんどん積み重なっていく面白いお話です。自分とは遠い話かと思ったら、意外と自分に置き換えられ身近に思える作品だと思います」 木村 「作品全体の印象は韓国で放送していた原作と大きく変わらない感じがしますが、今回はよりじっとりしているかもしれません。20話の原作をギュッとコンパクトにしているので、展開が早く、飽きることなく見られるのではないかと思っています。みんなが見たいシーンをしっかり残しつつ、よりスピード感がアップしていると思います」 ――紗英の印象を教えてください。 松下 「基本的には一生懸命なんです。決意したら突き進む確固たる自信と、揺るがない強さと、自分が良いと思った方に方向転換するフットワークの軽さを持っていると思います。全て娘のために全力で走っているので、欲望のまま生きている紗英のような生き方が、実は純粋な生き方なのかなと感じました」