女性の性機能は ″経験するほど磨かれる″! PMSや更年期の悩みもオーガズムを味方にして
性的関心がまったくない。それも正常
女性がアクティブになり、セックスもセルフプレジャーもオープンに語れる時代の一方で、性的な関心がまったくない女性だっている。 「性欲は男性ホルモンの量に比例するので、男女間に大きな差があります。男性で性欲がない場合は、機能的な問題を抱えている可能性が高いのですが、男性の4分の1程度しか男性ホルモンがない女性は、性的意欲がないのも普通。セックスと無縁の人生を謳歌している女性もたくさんいますし、それが体に悪影響を与えることもありません。女性の場合、誰とでもしたいわけではなく、誘われたらしてもいい、相手が上手ければ気持ちがいい、と感じる人が多数派です。つまり積極的に自分から快感を求めても、受動的に快感を感じても、どちらも正常ということです」 セックスもセルフプレジャーもしたい人は楽しめばいいし、興味がなければやらなくてもまったく問題がない。とてもプライベートなテーマではあるけれど、悩みを抱えているなら解決する手段は揃っている。 女性の一生に直結し、QOLにも影響するフェムゾーン問題。10代の生理不順、子宮頸がんワクチン、20~30代の生理痛、PMS、ピル、妊活、40代後半からの更年期やホルモン補充。尿漏れ・骨盤臓器脱からGSM(閉経関連尿路性器症候群)による腟の緩みや不快感、腟の緩み、オーガズム障がいまで。人生100年時代をストレスなく生きたいなら、些細な心配事も気兼ねなく相談できるかかりつけのドクターを見つけることが最適解といえそうだ。
Harper's BAZAAR JP