サンシャイン水族館で学生が育てた「ミズクラゲ」展示 人材育成目的に
「サンシャイン水族館」が12月13日と1月17日、学生が育てたミズクラゲの展示を始める。(池袋経済新聞) 同館は2020年から、将来の水族館業界を担う人材育成を目的とした取り組みを行っている。その一環で、動物関連の職業人を目指す専門学生に向け、対面や実践現場でミズクラゲの飼育や水槽管理についての講義などを行い、水族館の仕事やクラゲ飼育を体験する機会を提供している。 今回展示するミズクラゲは、今年6月から、日本ペット&アニマル専門学校の生物産業科学生と、TCA東京ECO動物海洋専門学校の水族館・アクアリスト専攻の学生が育てた。 同館は学校別のカリキュラムに沿って、同館クラゲ飼育担当スタッフによる講義を行い、水族館でのクラゲ飼育体験や、クラゲの赤ちゃんの育成・繁殖などの学習を通じ、学生にクラゲの飼育方法を伝えた。 学生が育てたミズクラゲは、学生自身の手で展示水槽に搬入。同館のクラゲ水槽「海月空感(くらげくうかん)」内の「クラゲパノラマ」水槽で展示する。 営業時間は10時~18時。入場料は、大人(高校生以上)=2,600円~、子ども(小・中学生)=1,300円~、幼児(4歳以上)=800円~。
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