クリス松村 中山美穂さんの歌手としての業績を解説し絶賛「小泉今日子さんに続いて2人目の…」
邦楽、洋楽問わず音楽に造詣が深いことで知られるタレントのクリス松村が6日夜、ブログを更新。亡くなった中山美穂さんを追悼するとともに、歌手としての業績を解説し、絶賛した。 中山さんは6日、東京・渋谷区の自宅浴槽内で亡くなっていたことが分かった。まだ54歳という若さだった。 松村は「中山美穂さん急逝。何かの間違いではと・・・しばらく呆然としてしまいました。訃報を聞いて、ニュースも見ている今でも信じられません」と、中山さんの訃報にショックを隠し切れない様子だ。 中山さんは1980~90年代に歌手として活躍したが、松村は「私の世代のトップアイドルのお一人」と評価。続けて「80年代デビューの女性アイドルでは、小泉今日子さんに続いて、2人目のミリオンセラーを『世界中の誰よりきっと』で達成という快挙」と、その業績をたたえた。 中山さんが達成したミリオンセラーの難しさについて「3人目のミリオン達成が松田聖子さんですから、ミリオンセラーが凄いことかがおわかりいただけると思います。1978年のピンク・レディーさんを最後に女性アイドルではミリオンセラーは出ていなかったのです」と解説した。 ただ一方で「NHK紅白歌合戦」になかなか縁がなかったとも。「不思議に『紅白歌合戦』への出場が異常に遅く、当時、学生だった私たち内輪の間では、なぜ1988年まで選ばれなかったのか謎であり、紅白出場のハードルって高いね・・・という話題で年末はもちきりでした」 しかし中山さんはアイドルから大人の女性に成長していった90年代に歌手と俳優を両立して大活躍。92年の「世界中の誰よりきっと」に続き、94年の「ただ泣きたくなるの」で2曲目のミリオンセラーを達成した。 クリスは「その後、ミリオンが複数生まれ、歌手としての大ブレイクが90年代だったことは特筆すべきことです。アイドルの人気寿命は短いという常識をくつがえしたお一人」と絶賛した。
東スポWEB