【中日】開幕連勝中のベテラン右腕が2/3回8安打9失点KO「ファンのみなさんにも申し訳ない」
◆JERAセ・リーグ 中日1-12DeNA(1日・バンテリンドーム) 開幕から2連勝の涌井が悪夢に見舞われた。8安打9失点1四球で2/3回KO。先発としては自己最短降板で今季初黒星を喫した。 先頭の桑原から3連打で先取点を許すと、続く牧に左翼への3号3ランを浴びた。わずか8球で4失点。勢いづいたDeNA打線を止められず、7点を奪われ2死一、三塁としたところで降板。自身4球団目、7度目の開幕3連勝がかかる一戦は、悔いを残すマウンドとなり「チーム全体に迷惑をかけ、ファンのみなさんにも申し訳ない。しっかり調整します」と猛省した。 初回の9失点以上は、球団では初回13失点を記録した98年4月22日のヤクルト戦(神宮)以来、26年ぶり。チームは2連敗で、借金1とし、4月4日以来の借金生活に突入した。立浪監督は「あってはいけない展開」と唇をかみ、「(涌井は)次回登板もあるのでやり返せるように、しっかり調整してほしい」とリベンジを期待した。(森下 知玲)
報知新聞社